2019.02.26
以前「ご紹介」として、池田奈生子先生の楽譜を取り上げました。
今回は自由現代社編集部刊行「ピアノで学ぶやさしいコード理論」のご案内です。
そもそもコードって何?と思われる方もいらっしゃると思います。
五線譜の上にCやAmのようなアルファベットがついた楽譜を見たことがあると思いますが、このアルファベットのことをコードといいます。
コードが分かると伴奏付けが簡単にできたり、アレンジができたり、オリジナル曲を創るなんていう時に大変便利です。
ただそれについてはいろいろとお約束事がある訳でして、それをピアノで弾きながら覚えてしまおう!という本です。
表紙にもある通り「難しい専門用語は後回し」とにかくすぐ使えることだけを覚えましょう、というありがたーい本です。
使えるようになって、さらに深めたい方は専門的な本に進んでね、って感じでしょうか。
私自身は学校でコード理論ではなく「和声学概論」などという聞いただけで頭が痛くなりそうな形で和音の勉強をしてきました。基礎はともかく「和声学概論Ⅱ」に進む頃には???どころでなく頭が#@%☆¥になり、それでも必死で勉強してなんとか単位をもらうことができました…汗!
本格的に和声を学ぶ前、中学生頃にこの本に出会えていたら、出来の悪い私でももう少し苦労しなくて済んだかもしれないなあ~。
話しが逸れましたが、1ページ目から順を追って読み進めればすんなりコードが頭に入ってくるようにできたスグレモノです。
内容的には中学生くらいなら大丈夫だと思います。
もちろん大人の方にも。
これを読んで大作曲家を目指しちゃう?WWW笑