2019.02.19
最近はデジタルにしろアコースティックにしろご自宅にピアノがある家庭が増えました。
みなさんのお家では、ピアノをどのようにお使いですか?
お子様がレッスンに通っているのであれば練習用に、またお母様あるいはお父様が弾かれるというご家庭もあるかもしれません。
でもそれ以外は?
せっかくお家にあるピアノですからもっともっと使ってほしいです。では、どう使うか?ということですが、どうせなら絶対音感やリズム感、集中力も養えたら嬉しいですよね。
方法は簡単。一人がピアノで適当な音を弾き、回答者はピアノを背にして鍵盤を見ないで音を当てる音当てクイズです。最初は一音から、慣れてきたら黒鍵も入れるとか、さらに慣れてきたら二音同時に、さらに三音重ねて、というふうにレベルアップしていきます。複数音の場合は結構聞き分けられないこともあるので、ヒントとして一音ずつ分けて弾くことも混ぜて出題します。
また、単音で簡単なメロディーを弾き、同じように弾くこともチャレンジしてみてください。ただし、出題者は正解を覚えていてくださいね(でないとあってるかどうか分からなくなりますから…笑)
後は、一つの音でタンタンタタタン~のようにリズムを打ち、手拍子で同じように打つリズム当てクイズも楽しいと思います。(打つ音は真ん中のラが望ましいです。)
正解者には何かご褒美があると嬉しいかな?(夕ごはんの唐揚げ一個増しとか、笑笑笑)
こんなゲームも繰り返しているうちに、かなり集中力がつくと思います。ピアノだけでなく、算数や国語といった勉強でも集中できるようになるのでは?
レッスンの際、「ちゃんと自分の弾いてる音を聴いて‼」とお話しすることが度々。
生徒さんは「聴いてるよ~」と返事するのですが、実は「聴いてる」のではなく「聴こえている」なんですよね。
「聴こえている」頭が休んでいても自動的に耳に入ってくる受動的な活動。片や「聴いている」は聴こえた音がしっかり脳で判断できている能動的活動です。
これが案外できていないことが多いです。
今日ご紹介したピアノ活用法はこの「聴く力」もつけてくれると思います。
良かったらお試しくださいね!