2011.08.21
「感情を込めて弾きましょう」「気持ちを込めて弾きましょう」と言われた時,皆さんは、どういう風にとらえ どのようにしますか?
ピアノ講師は、「感情を込めなさい」と言いがちですが、生徒さんにしてみれば「感情…何をどうすれば?どう表現するの?」と言う気持ちになることが多いようです。
例えば「悲しそうに弾いてごらん」と言われた時、皆さんは〔どのような演奏をしますか?〕
〝悲しい〟という事は〝小さな音?〟 だいたいそのような感じで考える人は多いのではないでしょうか? 反対に「楽しそうに弾いて」 と言われたら,〝楽しい〟と言う事は〝大きな音?はずむ感じでスタッカートぽく?〟と考える人も、少なくはないと思います。
しかし、悲しみの深さを表現しているような曲では、大きな音で悲しさを表す時があります。
元気な曲に出てくるフォルテと、悲しい曲のフォルテとでは同じ記号がついていても表現方法が違ってきます。
「フォルテは強く弾く!て前の教室で習ったから、強く弾いたらそれで良いと思ってた(; _;)」と言う子もいたり…。フォルテと書いてあるから強く!ピアノと書かれているから弱く弾く!というだけだと、単純作業になってしまいがちです。単純作業の音楽は、ちょっと寂しいかな~と思う私^^*
≪心から音を奏でてほしい♪心から音を感じてほしい≫ と、私はそう願っています。 同じように感じておられる先生は、いらっしゃると思いますが、 では 〝心から奏でるには?気持ちをこめるとは?〟と生徒さんに聞かれた場合、どのように説明されているでしょうか?
特に子供さんに接する場合は、いかに噛み砕いて理解出来るようにアドバイス出来るかと言う事が問われます。そして、大人と子供では 伝わり方や、受け取り方が違う事もあるので、児童心理学や発達心理学も重要だと思い続けています。(年齢に応じた対応、月齢に対してその時その時に必要かつ大切な事を知ることは、より良い子育てにも繋がりますよ^^)
「深い事は,大きくなってからすればいい」と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが,脳の高次機能を司る大脳皮質(知情意・情動・感覚・思考など)を含め,脳のしくみを知ると
いかに乳幼児期が大切なのか 分かっていただけると思います。