2013.05.22
前回のトピックスの続きにもなりますが、
考える力
洞察力
見抜く力
問題解決能力について
ご近所にピアノ教室が密集しているため(有名な先生 お二人も徒歩5分以内)他教室からうつって来られる場合も多々ありますが、
こちらに来られた当初は、うまく弾けなかった時に ほとんどの子が
こう言います。
「何回も何回もやったけど出来ひんかってん」と。
この言葉をすぐ言ってしまう人の多さに昔は驚いたものでしたが、
練習方法を聞くと、さらに驚いたりしたものです(°_°)
問題点を把握できてないのが大きな原因でした。
何故うまくいかないか?
何が原因か?
と考えないで、ひたすら何十回も弾いてイライラしてるケースが多かったりしたのです。
原因を考えず 上手くいかない演奏を何十回も やっていたとするならば
“間違うための練習をしている”
“悪い癖を強化するための練習をしている”
のと同じなんです。
その場合、やればやるほど悪い癖がつくので、時と場合によっては、そんな練習なら
変な癖がついてしまうので、練習しないほうが良い場合もあります。
何も考えないで繰り返し繰り返し
ただ弾くのではなく、
今はどうだったのか?
このあたりでこうなっているから
うまくいかないのかな?
など、練習すべき場所、その場合はどんな練習をしたらよいのか
考えながら練習するほうが、回数が少なくても上達します。
まさに、着眼力 見抜く力 問題解決能力に直結★
私は、こうしなさい!というより“問いかけ” が多いので、生徒さん側もぼんやりはしていられないようです。;^_^
しっかり人の話を聴く→理解する→問題点をみつける→解決策を考えてみる→自分の気持ちや考えを伝える→そして演奏に繋げる
この力を、コーチングなども用いて自然につけていける内容で
指導 アドバイスさせていただいてます。
単に聞く というのは簡単です。
聞こえてるから聞く!
聞かされてるから聞いてる!
というのは右から左へぬけていきます。
『聞く』ではなくて 『聴く』
意識して耳を傾けて聴く!
(漢字の使い分けや意味も説明します。
たまに国語の先生みたい!て言われますけど;^_^)
聴く!からはじまり→考える→着眼力→問題解決能力をつけていく
この力は
勉強にも仕事にもコミュニケーションにも、ありとあらゆることにつながっていきます。
まわりの大人が、質問力を上げて
“ 力を育む問いかけ” を
幼い頃から
やってあげるようにするのと
しないのとでは、
数年後 大きな差が出ます。
当教室は、単なるピアノ指導ではなく、
一人一人の10年後 15年後 20年後を見据え、
人間力と言われている大きな力を
音楽と共に育むのがコンセプトです。
大きな力は、知能だけでなく
生きる力にも繋がります。
生きる力とは・・・・・
仮死出産、私も死にかけを経験したからこそ
生きる力を意識しない日はなく
希望は生きる力になる!を実感しました。
今 テレビでまさに
『命の輝きSP』が放送されています。
医師も驚く奇跡
希望と勇気は生きる力になる
家族の愛は医学の常識を超える
生きる力とは・・・・・
番組の言葉
『愛情のあるところに奇跡は起きる』
息子の顔を見て、大きくうなづき 号泣しました。
私は、生命力のあった息子を尊敬しています。
今生きてることは当たり前ではなく奇跡です。
毎日こう思えるのは、息子のおかげです。
我が家の毎日の挨拶は
生きててくれてありがとう!です。