2013.05.01
(昨日午前中トピックスの続きです)
そんな時、ピアノのセールスマンが何度も町内をまわっていたそうで、我が家にも来られました。
「今だったら、ピアノ購入特典として、習いに行かなくても
出張してくれる先生がつきますよ」
と おっしゃったそうです。
なんだか、少し
“言い方が• • •^^;” と
思いますが。。。
当時、父は寿司職人見習い修業中でした。父の親方には私も可愛がってもらっていたので、親方も
ピアノのことは知ってくれていました。
その親方が「そんなにピアノの先生に勧められるくらい腕あるんやったら、ピアノがなくて才能つぶしてもあかんから買うたれや」
と言って下さったようです。
親方「ピアノ代 出すわ(^^)
出世払いにしとこ(笑)少しずつ返済してくれたらええわ」と。
親方の気持ちに感謝し、父は涙涙で言葉が出てこなかったらしく、
長時間お辞儀したままだったらしいです。
(今は、師弟関係でも こんなことって ほとんどないと思うのですが
昔の職人は、住み込みで修業したりしたので、ほんとの親子のようだったんです)
親方の奥さんが、「断るほうが
あの人怒るけんね。あの人の気持ち受け取ってあげて」と
言って下さったようで、そのおかげで何度もセールスに来ていた方からピアノを購入♫
親方がいなかったら…
たぶんピアノは買えてないです。
買えたとしても6年後?ぐらいになってるので、そのころだと
もう遅すぎたと思います^_^;
そのピアノは、生徒の皆さんが
「アップライトでこんなに繊細な表現が出来て、こんなにすごい音が出るピアノは初めて★」
と言ってくれている、教室にあるものです。
いつもみんなが弾きたがってくれるカワイのピアノです。♫
このピアノ、ほんとに信じられないくらいスゴイんです。(詳細は、また…)
アップライトピアノが届いた時、私は嬉しすぎてピアノの足下に布団を敷いて、ピアノを抱きしめるかのように くっついて寝たことは今も鮮明に覚えています。^_^;
紙鍵盤→つぶれたオルガン→音が鳴るオルガン→そして本物のピアノ♫ですから
それはそれは うれしくてうれしくて(*^◯^*)
もう弾きまくりました。^_^
当時は賃貸物件でも、今のように契約に「ピアノ禁止」とも書いてなくて ピアノを入れることが出来ました。
そして、両隣のおじいちゃん おばあちゃん(他人様です)が いつも可愛がってくれて
いつも励ましてくれる方だったので、ピアノのことを迷惑がらず一緒に喜んでくれてました。
音がうるさくては申し訳ないと
少し自粛したのですが、
両隣さんが、「ピアノの音がないと寂しいな〜いっぱい弾いてや。
この歳になってピアノの音が毎日聴けるなんて贅沢させてもらってるわ。あんたらのおかげやわぁ。ありがとね」
と言って下さったんです。
この言葉、今思い出してもすごく有り難いです。他人なのに孫のように優しく接してくれたお隣のおじいちゃんおばあちゃんにも感謝です。
この環境でなく もしウルサイと言われていたら、私が弾く時間は
かなり減り上達度も変わったでしょう…
今の私はいなかったと思います。
親方のおかげ…
お隣さんのおかげ…
カワイセールスマンのおかげ…
両親のおかげ…
どれか一つ欠けていても
ピアノとの関わり方は変わっていたでしょう^_^;
私がピアノの道に進めたのは
まわりの方のおかげだと思っています。
『一人では夢は叶えられない』
過去のトピックスにも何度も書いていますが、
子ども達の夢を叶えるには、まわりの大人のサポートも必要です。
つづく
写真は、お気に入り照明です(^^)