2021.12.31
先日、東大王クイズ甲子園に
唯一の女子校として
母校の四天王寺高校(天王寺区)
が、出ていました。
そのテレビを、たくさんの生徒さんや知り合いが見ておられたようで
皆さんが感じたことを連絡してくださり
ありがとうございました。
同点決勝のあの問題では戦略?で 負けてしまいましたが、そのことを
「勝負は負けてしまったけど
素直さが出ていると思う。時間を稼ぐことをしなかったために負けてしまったけど、それが逆に真っ直ぐで ひたむきな姿が伝わった」
と言ってくださる多さに驚きました。
私が 若い時に
『四天王寺の教えを感じますね』と 生徒さんのご家族や出会う人たちから言われた時は
若さゆえ ピンとこなかったり
その意味が あまりわからなかったのですが、この歳になり
様々な方と 出会う数が多くなればなるほど
教え
それらを感じられるようになりました。(今ごろ?て笑われそうですが、あだ名がノロマな亀の私ですから😅)
聖徳太子が四天王寺を建てられるにあたって、四箇院を…
について書いた過去のトピでは
学びになりました!
先生と〇〇します!と
深い感想をいただいたりもしましたが、
(再度になりますが
四箇院とは、敬田院、施薬院、療病院、悲田院の4 つのことで、
敬田院は寺院
施薬院と療病院は 薬局・病院
悲田院は病者、身寄りのない人などのための社会福祉施設)
四天王寺と言えば勉強のイメージ
とおっしゃる方は多いようですが
勉強だけではないのです😅
もちろん
偏差値が物語るように
めちゃくちゃ勉強しますし
努力を怠ると ついていけませんが、
和をもって貴しとなす
努力を怠らない人
が多いと感じます。
そういえば先日のテレビを見て『四天王寺はピアノがうまい人が多いのですか?』
と
これも沢山の人から聞かれましたが、
私の時代でも
高校3年生の時点で、クラスのほとんどの子が
続けて習ってましたし
正直、私より みんな
もっともっと教材が進んでいて
大曲を弾いていたので『私はアカンなぁ』と感じていたほどでした。
今は 中学受験があまりにも過酷で、毎日 塾通いのため
習い事を辞める人も いるようですが、
それでも 四天王寺に合格した子、通う子供達に 聞いてみると
『周りにいる人は みんな続けているけどなぁ』と言ってます。
進学校ほど
ピアノを続けている人が多い
習い事を続けてる人が多い
塾があるからと
ピアノをやめたほうが成績が伸び悩むケースが多いのは
過去トピにも 書きましたが、
子供達の話を聞いていると
昔も今も そのことは変わっていないなぁと感じます。
私自身の恥ずかしい話を生徒さんやお母様方には よくお話してますが、
”頭が良くないから 人の2倍3倍すれば
標準になるかも?!
だと すれば、
人の5倍 それ以上やれば
出来ない→出来るに 変えられる!”
と
そう思い 歯を食いしばり
逃げずに努力をやり続けたら
一つずつ出来ることは増えました。
(ノロマな亀なので、人の何倍も時間は かかりましたし、出来ないことは沢山ありましたが 笑)
★努力は武器になる!★
私の体験談に耳を傾けてくれた生徒さん達も
『私はできないからダメ』→
『出来ないタイプだからこそ
努力という武器を掴めるチャンス』
と、思考回路を変えて
目標達成 夢を叶えられてます。
今年も 立派に大人になった生徒さん達が
挨拶に来てくれました。
『先生が、子供の頃から
よく出来る人だったら 数々の体験談も内容が違っていただろうし、子供や親御さんに
説得力なかったと思うけど、
先生の できなさすぎる体験談は
笑いあり涙あり で
説得力ありすぎて自分も頑張る気になれました。頑張れました。
努力とは何かを 教え続けてもらえたおかげで
今があります。
礼儀作法も教えていただいたおかげで〇〇〇〇なことがなく、その点も 家族一同 感謝しています。
小さな時から 横にいた先生が
さくら先生だっだからこそ
私の人生があります。』
と、
一年の締めくくりの挨拶に(^^)
とくに胸に響いた言葉は、年明けのトピックスで ご紹介させていただきます。
立派になった生徒さん達の姿…
1人1人 帰られてから
さくら先生は 涙 涙 でした。