2012.09.16
県教育研究 特別支援教育部の
勉強会のことを少しずつ書ける範囲でご紹介していきます。
何か新しい情報があれば!一番に紹介?!とも思っていましたが、内容的には、これまで私がお話させてもらってきたものでした。
一部の生徒さんやお付き合いの長い生徒さんには重複することがありますが、
新しい生徒さんの中で、お母様がお忙しく普段なかなかお話できない方々が、このトピックスを参考に勉強してくださっているので、
書かせていただくことにしました。
まずは、少しかたい話になってしまうのですが、みなさん、
ICFてご存知ですか?
日本語でいうと、世界の障害の基準 国際生活機能分類
詳しく知りたい方は、厚生労働省ホームページにも掲載されていますが、世界で障害の概念が変わってきています。
国際障害分類も変わってきています。
まだまだ日本では「障がい」という言葉を発するのもためらう人が多いのでは?←このことについては勉強会でも、冒頭に出てきたお話でした。
ICFは、人間の生活機能と障害の分類法として、2001年5月、世界保健機関(WHO)総会において採択されました。
この特徴は、これまでのWHO国際障害分類(ICIDH)が
マイナス面を分類するという考え方が中心であったのに対し、
ICFは、生活機能というプラス面からみるように視点を転換し、
さらに環境因子等の観点を加えたことでもあります。
厚生労働省では、ICFの考え方の普及、及び多方面で活用されることを目的として、
ICFの日本語訳である「国際生活機能分類-国際障害分類改訂版-」を作成し、厚生労働省ホームページ上での公表されることになりました。
概念的枠組みは、国際的に承認された唯一の共通概念、共通用語であり、
生活機能を環境との相互作用としてとらえる視点は重要
日本の政府は、保険・医療・福祉・教育・行政などすべての職域、領域を超えて、ICFを共通の概念、用語として用いるということを決めました。
心身の機能やその障害の状態が環境によって変化します。
また、心身機能が同じ状態であっても、その人がどのような背景(個人因子)をもち、
どこでだれと(環境因子)生活するかによって、日々の生活における活動や参加の状態は異なります。
たとえば、精神認知機能の障害は、環境の影響を大きく受け、どこで、だれと、どのような状態で過ごすかによって異なる。
この心身の機能や障害が、個人固有のものではなく、環境など背景因子との相互作用によるもので、
さらに、それぞれが促進因子にも阻害因子にもなりうるという基本的な概念が示されたことは、
今後の保健・医療・福祉・教育とすべての領域において、大きな意味をもたらすと思われます。
個人因子は、性別、人種、年齢、その他の健康状態、体力、ライフスタイル、習慣、生育歴、困難への対処方法、社会的背景、教育歴、職業、過去および現在の経験(過去や現在の人生の出来事)、個人の心理的資質、その他の特質などが含まれます。
と、書かれています。
眼鏡をかけている人を
障害がある!と思いますか?
言いますか?
視力が0.3以下は弱視と言われます。眼鏡がなければ生活に不便さ 支障があるので、障がいがあるという見方になりますが、
一般的には、眼鏡をかけている人は障がい者!という捉え方をする人はいないのではないでしょうか?
それは、あまりにも沢山の視力が良くない人がいて、眼鏡という道具が当たり前のように使われているから・・・
道具や手段があれば、障がいは、障害でなくなる?!
ここで車椅子の話が出ました。
車椅子を利用される方で
人の手助けを好まない人は外出を避けがちになってしまう
だけど、誰の手も借りず買い物が出来たりするようになると、一人で行動する気になる→自分で自分の都合で行動出来る→外に行くことでリハビリにもなる→身体の機能が向上
というふうになる可能性は高い
(バリアフリーの必要さ)
一例として車椅子の話が出ましたが、他のことも沢山あると思います。
環境によって、負担が変わる
環境て大きいのです!ということを熱弁されていました。
“環境を考える”というところから発達障害への話に入っていく流れでした。
・・・つづく・・・