2012.04.14
よく発達した脳から「考える力」は生まれます。
人間の脳神経が一生のうちでいちばん目覚しく発達するのは1歳前後。
乳児の脳で爆発的に増えた脳神経(シナプスの密度)は大人の1.5倍にも達するそうです。
この時期に これほど多くのシナプスが必要となるのは、
脳を発達させるために、
脳神経(シナプス)の創りかえを行う
という脳の不思議が存在するから。
乳幼児が脳を発達させるためには、環境に適応する能力を獲得しなければないので、
脳は、より優れた環境適応能力を得るために、
不要なシナプスを切り捨て、必要なものだけを残しながら増やすという
「能力の取捨選択」を行っているのです。
★脳を上手に発達させるためには、脳の発達にあわせた「適切な環境刺激」が必要となります。
乳幼児期は、お母さんや周りの環境からの働きかけによる感覚情報の刺激によって、
脳に新しい神経回路を作ります。中でも「見る、聞く」などの視聴覚刺激を受けると、
各器官から情報が送られ、ニューロンが働き、
シナプスを介して他のニューロンに情報が送られます。
このような情報伝達を重ねるほど、ニューロン回路(神経回路)は密につながり、
しっかり働くようになります。これが、
「脳が発達する」ということなのです。
環境適応能力を獲得する乳幼児期に、刺激を与えることで、
視覚・聴覚の脳神経(シナプス)は、能力の取捨選択を行い、
大量の情報を受け取れる記憶装置(神経回路)を創ることができるのです。
昨日と今日、大脳生理学の一部もトピックスしましたが、
脳の発達のことを知ると、レッスンや子育てで
適した時期に適したこと、つまり
的を得たことが出来ますね。(#^.^#)