2012.03.12
ドルチェ ピアノ教室の先生のトピックスを読ませていただき、
審査員の先生のアドバイス「手が小さいことをどうぞ悲しく思わないでください。自分自身を信じてあげてください。」のお言葉に、
私の昔のピアノの先生を思い出し、自分の事と重なり、グッときました。
私も、手が小さいです。今も、高学年の子どもに負けるほどの小ささです。
中学、高校時代は、『ベビーちゃんの手』と呼ばれたほど^^;
小学三年生くらいまでは、手の大きさを全く気にしなかったのですが、
♪ 乙女の祈り を弾きたい!と
楽譜を見た時に衝撃( ; ; )
レッスンで初の挫折感?
…落ち込みました…
高学年になると大きくなると思っていた私ですが^^; そのまま・・
私が習っていた当時の大手音楽教室は、よく先生が変わったので
高校生になるまでに、たくさんの先生の指導を受けたのですが
「あなたは、手が小さいから この曲は無理よ」と おっしゃる先生もいらっしゃいました。
1オクターブを軽くおさえられる手の大きな先生が、10度の音を叩きながら
「あ・な・た・は・ど・う・し・て・と・ど・か・な・い・の!」
と、毎回おっしゃる先生も
いらっしゃいました。
だんだん落ち込むばかりで、私は
″手が小さい人はピアノを弾いてはいけないのかな?
ピアノを弾く仕事には向かないのかな?″て、本気で思いはじめました。
ちょうど教則本も難しくなってきたあたり、学校も忙しくなってきたし、そんなこんなが重なり 母親に「やめる」と口にしました。
今は、亡母…
その時の母親の対応に、後々感謝することになるのですが、
母の言葉のおかげで、私は 続けることにしました。^^;
しばらくして、先生がご結婚されるとのことで、また先生が変わることに・・
私のテンションは下がりきったままでしたが、新しい先生に「やりたい曲ある?」と聞かれ
遠慮しながら♪乙女の祈りの楽譜を出しました。
先生「楽譜持ってるんや〜すご〜い!じゃあ、さっそくやろうやろう^^」
私「あの〜でも、私…手が…小さくて」
先生「そうなの〜見せて^^
先生と手合わせてみよう」と…
出てきた先生の手!なんと私と同じほど!(◎_◎;)
先生は「先生なんか、大人やで〜せやのにこんな小さいねん。笑うやろ^^; でも先生になれてんで!
あなたも大丈夫よ^^」と。。。
先生は、
「物理的に届かない音は現実ある。だけど、手の小さい人には小さいからこそ出来る表現もある。
なにより、手の小さい生徒の気持ちがよく分かる。
手が小さくて苦労したから、自分が工夫したこともアドバイス出来るから……
先生でも出来たんやから、あなたも大丈夫」
このようなことを繰り返し繰り返しお話して下さっていました。
私の心の中は、
「せんせい〜\(^o^)/ありがとう」の気持ち
少しずつ勇気をもらい続けることが出来ました。
その時、子どもながらに、
先生によって気持ちは変わるな〜と、感じました。^^;
その先生からのアドバイス、
お風呂での指体操やマッサージは、かなり効果がありました。\(^o^)/
やってるうちに自分流のアイデアも見つけられて、やり続けました。
私も、その先生に勇気付けられました。
タイミングと出会いを待ち、
そして、諦めないで良かったと
心底思っています。
私もピアノの先生になり、
手が小さくて悩む生徒さんに、
いっぱい体験談をお話し
しています。
生徒さんも、私の手を見ると勇気が出るそうです。^^;
手の大きさで落ち込んでいた生徒さんが、勇気を持ち、どんどん自信をとりもどし
生き生き弾いてくれるようになる姿を見ると、嬉しさと 自分の昔が重なり
感慨無量・・・
私は、その先生の
『小さな手から大きな勇気と希望』
をいただきました。
そして、今は、
私から生徒さんへ・・・