2017.04.11
新学期、なにかと不安がつきものですね。
ご相談も かなり多いですし、この時期増えてきます。
そこで アンコールもいただいてた
この記事を再度 アップさせていただくことにしました。
音楽と仏教 深い関係があります。
そして、8日は、お釈迦さまの誕生日でした。
4月8日前後になると、あちらこちのお寺で行われる花まつりは、お釈迦さまの誕生日祝いだそうですが、母校を思い出します。
仏教は法鏡である、とお釈迦様がおっしゃったと四天王寺時代 仏教の時間に習いました。
法鏡とは?
法とは 今の言葉で『真実』
鏡とは、映して見せるもの
ですから、法鏡とは、真実を映す鏡。つまり、「あなたの本当の姿は、こういうものですよ」と学べるのが仏教。
ありのまま
という言葉がよく使われます。
私達は、様々な思い込みや色眼鏡で世界を観ています。過去の経験や体験で判断してしまいがちなので、主観的にものごとを観ます。
そのため主観と客観の明確な区別ができてないようです。
自分の思っている姿が本当の自分でなかったり、思い込んでるだけで、自分の本当の姿は分からない。
例えばAさん→幼いころの出来事がトラウマとなり 自分の意見が言えなくなり、いつも人の言う通りにしていた。いつしか その積み重ねで 自分は消極的だと思い込む。
Bさん→幼いころからハッキリ発言しても周りの人がみんな言う通りにしてくれたので、いつも自分の意見が言える人となる。その積み重ねで、自分は積極的だと思い込む。
ほかにも色々ありますが、
自分のことは自分が一番分かる!
なんて言ってしまうことはありますが、実は そうではない?!
幼いころから 様々な経験をすることで、どんな人でも 一枚二枚とコートを着て、五枚六枚と重なっていく。
自分を防御するために無意識に
重ねていくコートも何枚もあり‥‥
何枚も何十枚も 経験や体験が
着せて行ってしまう‥‥
そうやって大人になり‥‥
やがて、古いコートは 張り付いてしまっている‥‥
カタくなり鎧となっている‥‥
脱ごうと思った時に脱げなくなっている。。。
ありのままの姿なんて
見えなくなり出せなくなってしまっていることが多いんです。
(自分を変えたい時に、変えたいと思うほど もがき苦しむのに ほとんどの人が変われない)
ありのままの自分って?!?
ありのままの自分を知るのは
本当は難しい
知ることすら難しいのですから、ありのままを さらけ出すなんて もっともっと難しい
人から良く見られたい
優しい人に思われたい
など・・・
そんな気持ちは大なり小なりあるものだし
仏道を習うは自己を習うなり
仏法を聞けば、今まで気づかなかった自己が見えると教わりました。
飾り立てる、上っ面をごまかすのではなく、自分の知らないところにある真実の自己の姿を
教えてもらえます。
上辺で 体裁良く、自分を飾り立てて生きても、しんどくなるだけ^^;
しかも シワ寄せが 後あと じんわりじんわり(・・;)
鎧を脱ぐのは時間がかかり、かなりしんどいですし、一人では
堂々巡りになりがち‥‥
だからサポーターは必要。
サポーターと共に 歩みながら、
鎧が脱げたら、生きるのが楽になりますよ。
(*^◯^*)
2015.04.09の記事
【1108】お釈迦様の誕生 ありのままの自分とは
から抜粋したものでした。