2012.01.08
「いのち」…私は、日々の生活の中で、
命を考える人生でもあります。
私が19歳になってすぐ母親が脳腫瘍で倒れ、亡くなるまでの十年間、何度も母が生きるか死ぬかという環境の中で
生と死に向き合いながら過ごしました。
結婚して、赤ちゃんを授かり…
しかし、出産時に なかなか産まれず、
医大で、促進剤を投与し続け陣痛144時間という
想像を絶する一週間を経て、最後は帝王切開をしましたが、
息子は仮死状態で生まれ、私も意識はほとんどありませんでした。
もしかしたら、二人とも死んでいたかもしれません。
もしかしたら、息子は生きて
私が死んでたかもしれません。
もしかしたら、私が生きて息子が亡くなっていたかもしれません。
でも、二人とも命がありました。
まさに、生かされています。
二人とも生きていたから、今があります。
今の生活があります。
息子と話をしたり、連弾したり、コンサートに行けたり、ランニングをしたり出来ています。
二人とも命あっての『今』があります。
『今、この瞬間を大切に』ということばを
心理学の師匠はいつもおっしゃいます。
今、この瞬間を大切に出来ない人は、明日も未来も大切に出来ない人になる!
と、本で読んだこともあります。
出産時は、奇跡?みたいな風に言われましたが、息子は仮死でしたので、命が助かっても
障がいはあるだろうと覚悟はしました。
でも、奇跡はまた起きると信じ、障がいも乗り越えられると信じて、あきらめたことはありませんでした。
もちろん、辛いことはたくさんありましたし、
生活をしてると子どもの事だけではなく、親の介護や色んな事もありますから、
背負うものが重すぎて倒れかけたことは何度もあります。
でも、そんな時は、出産時のことを思い出すようにしていました。
“あの時に死んでいたかもしれない” と思うと、
今、生きてる命に感謝し、
また、仮死から生きのびてくれた息子に感謝し、
立ち上がれました。
言葉では あらわせない辛く苦しい日々もありましたが、
誰もが体験できることではなく
一部の人にしか出来ない体験をすることが
出来たんだぁ^^;と今は思えています。
『いのち』あってこその『今』
『いのち』あることに感謝