2011.10.19
4年前に97歳でお亡くなりになられました
息子たちがお世話になった
近藤道場の創設者である
故 近藤利雄先生が
生前かかれた文章から。
宮崎「おい、近藤、剣道は50からだぞ、しっかりやれよー」
近藤「それでは、50歳までの剣道は一体なんですか?」
宮崎「その盛りは17・18歳から長くて30歳くらいまで、しかし、50歳くらいまでは生来の素質がいきるけれども、それを過ぎると生まれつきの長所は徐々に衰えていく。そこでうさぎとかめの駆けくらべではないが、平素素直な気持ちで努力してきたかめが、天才のうさぎを追い越す時機到来というわけで、丹田の力と正しい呼吸法による剣体一致の妙にその鍵があるのだ。」
「観の目」より抜粋
近藤利雄先生は宮崎先生の言葉に
落ちていた体力をとりもどす努力を毎日かかさずに実行され
当時52歳で
40回数えるまでしかできなかった片足立ちを4000回数えるまでできるように努力され
丹田呼吸法、西式健康法、座禅、居合道、仙人道などの健康法を
30年間1日たりとも怠らずに行い、
近藤式心身鍛錬法を誕生させて、
日々の法悦を満喫する80代に
いたられたそうです。
5年前の「近藤杯」には
ご夫婦で小牧アリーナにて観戦され
近藤道場の選手や父兄と
握手してくださったことを思い出しました。
97歳までお元気で剣の道を貫かれた剣道家
故 近藤利雄先生のご紹介でした。
ピアノもテクニックは小学校高学年から高校生くらいまでが重要ですが、
心の表現という点においては
まだまだ浅いと思います。
フジコヘミングさんのような円熟した演奏家の
魂をゆさぶる演奏にいたるには
50代からの努力かも・・・
テクニックは若いうちにつける必要がありますが
演奏に深みが増すのは
剣道のお話のように
50代からかもしれませんね。
まだ50代ではありませんが、
50代を迎えるのが
そう遠くない私には
年を重ねるのも
まんざらではない
明るい気持ちがしてきました。