2015.08.03
長男次男な剣道の応援をした14年間に
いろいろ感じたことがあります。
まず、
強くなるには目標が必要で
間近に目標がこまめにあった方が
頑張りやすいということ。
試合に出る機会が多い道場の方が
強いということ。
試合にたくさん出るには、
稽古をたくさんすることになり、
父兄の理解と
時間的、金銭的な協力が
不可欠ということ。
先生と本人と父兄が
三つどもえになって目標を同じくしないと
全国大会参加や
全国大会入賞は難しいということ。
地区大会で1回勝てれば良しとするか
地区大会で入賞できれば良しとするか
全国大会へ行ければ良しと思うか
全国大会で入賞するぞと思うか
全国大会で優勝するぞと思うか
子供たちの能力には
そんなに差があるわけではなく
みんな真面目に剣道をやっています。
意識の違いが
勝ち負けには大きいです。
また、剣道以外のことで選手の誰かが忙しいと
チームの気持ちがまとまらず、
選手同士や、父兄同士のチームワークが悪くなり勝てません。
ピアノのコンクールにも
スポーツとの共通点は多々あります。
指導者、本人、ご父兄が
三つどもえで
目標を同じくすることが、
狭き門の全国大会へ参加するには
不可欠です。
以前、ピティナで全国大会へ参加した生徒さんの場合は、
予選から、全国大会を目標にしました。
全国大会をふまえて選曲しました。
本選のある週は、できるだけ
レッスンを休みにして
コンクール参加者に時間的余裕を持って
レッスンしました。
ピアノのコンクールに専念していました。
本選はどんぐりの背比べ。
全国大会出場にふさわしい代表を
選出しますから、
細部にわたって
細かい配慮がなされていることが大切で、
誰が聴いても
キラキラ光る魅力的な演奏。
色彩がみえる演奏。
そして、
何と言っても
三者の気持ちが大切だと感じました。
今年は事情があり春に発表会ができず、
夏に記念発表会があり、
コンクールに専念はできなかったので
指導者として
反省しかりです。
また、本選参加の生徒さんも
ピアノ以外にも才能があり過ぎて
忙しいので、
気持ちをピアノだけに向けるのは
困難かもしれません。
全国大会への道は
あまくないですが、
諦めずに少しでも
前進してほしい気持ちです。