ピアノの練習にやる気のなかった生徒さんがまたやる気が出た話
2014.09.04
昨年度は、
どうも練習に気持ちが入らなくなっていた生徒さんが、
今年度になって
練習がちゃんとできるようになってきたので、
理由を聞いたら、
4月の発表会で
「ピアノの森」のDVDにでてきたバッハの曲と
お姉ちゃんの経験曲で耳なじみのあった
モーツァルトのソナタを弾いたことにより、
苦手意識のあったバッハや
古典派の曲の魅力がわかったようで、
練習ができるようになったとのことです。
今も、バッハとモーツァルトを宿題にしていて、
弾けるようになっているので、
年齢的にも一番伸びる
高学年の時期にやる気を取り戻してくださって
本当に良かったと思っています。
バッハは、年齢が小さいと
むつかしいばかりで
魅力に気づきにくい面もありますが、
高学年になり、
体が成長して
からだのささえが安定すると、
指もしっかりし、
また、指の動きも良くなるので、
弾きやすくなります。
バッハ嫌いは永遠ではないので、
先入観を持ちすぎない方が良いと思います。
よくお母様が
「バッハはうちの子はちょっと~」と
おっしゃいますが、
それは、なかなか上手に弾けなかった時の
トラウマがあるからで、
何かのきっかけで
いつか好きになるものだと思います。
そういう私も
小学生の頃は、
左手が伴奏でないために
「バッハの譜読み→ややこしい」の
イメージがつきまとい、
バッハが嫌いだった時期がありました。
しかし、今は、車中で好んで聞くほど
バッハ好きです。
モーツァルトのソナタも
派手さがないので
あまり好きでなかった時期がありましたが
今は、癒されるし、清らかだし、やさしいので
大好きです。
曲の好みは、成長とともに変化しますし、
弾けなかった想い出も
弾けると楽しくなります。
食べ物同様、
嫌いだからといって
食べさせないのではなく、
バッハが嫌いでも
ちょっとでも好きな曲で弾く機会を作ることが
伸び盛りの子供たちには
必要かと思います。
大人はもう今さら好みは変わりません。
クラシックが嫌いな方に
好きになれといっても
無理があるかもしれません。
しかし、子供たちは、
ちょっとしたきっかけで
好きになったり嫌いになったり
いろいろできます。
できるだけいろんなタイプの
作曲家の曲にふれ、
好き嫌いのない大人になれるように
したいものです。
食べ物や嗜好で好き嫌いが激しい方は、
人に対しても好き嫌いが激しいような
気もします。