2020.11.18
6月に立ち上げた
「ピアノ教師のための音楽と歴史研究会」の、第3回オンラインセミナー
「2020.11.13青柳いづみこ先生ドビュッシーとの散歩よりV ol.2」は
深い内容のセミナーになり、
大好評にて無事終了。
受講された方々が、
たくさんのご感想を
寄せてくださいました。
許可をいただいた方の感想を
抜粋にて載せさせていただきます。
感想をお寄せくださった皆様、
誠に有難うございました。
・私がドビュッシーの中でよく弾いたのが「喜びの島」と「水の反映」でした。ドビュッシーが駆け落ちし、スキャンダルによって社会的制裁を受けたと言う時期を挟んだ精神的に混乱期に書かれた「喜びの島」で、その後精神的に落ち着きを取り戻した時期に書かれたのが「水の反映」である、と言うことが興味深かったです。そう言う状況が曲調によく現れているように思えました。その他、たくさんのエピソードや青柳先生の演奏を、この後も録画で見直すことが出来るので、オンライン講座も会場で聞くのとはまた違ってとても良いものだなと思いました。
・私は5年ほどドビュッシー音楽を研究、発表しているのですが…今後もどうか青柳先生の講義を継続されていただきたく、強く思います。素晴らしい内容だと思います。改めて作品の素晴らしさに感動しているところです。
・青柳先生のドビュッシー講座、とても素晴らしく、楽しく拝聴いたしました。私はドイツ音楽を取り組む機会が多く、フランス音楽に触れる機会が少ないため感覚的に私には難しいのでは…と感じてきたのですが、青柳先生のお話しを伺い、自然や絵画の色彩、知識、倍音の響きなど沢山親しむための手招きをしていただけたことが嬉しく、また青柳先生のお人柄と、深いドビュッシー愛からも勇気をいただきました😊
・とても✨たのしく貴重な時間✨を過ごさせていただきました。渡部様はもちろん、青柳先生も、本日のセミナーに向けて✨手間暇かけた愛の詰まったモノ✨をご準備してくださり、心より感謝申し上げます💞青柳先生の著書は幾つか持っており、母校の教授でもあり、人として尊敬致しております✨今後も青柳先生のセミナー開催を熱望いたします。on-lineでのセミナー,on-lineだけどon timeの質疑応答,アーカイブで観ることができる等、色々な工夫,お気遣いをありがとうございます。期限まで何度も観させていただきたいと思います😊
・何度も拝聴。ドビュッシーというと、モネとガチガチの脳はインプットされていましたからターナーの絵に感化されていたことは新鮮でした。昔聞いたことを鵜呑みにするのではなく、常に学び続ける必要性を感じました。
・いづみこ先生ならではのたいへん充実した内容で、確固たるイメージの裏付けとなり、演奏に直結した貴重なお話を聞く事ができました。
・ドビュッシーについて知らなかったことを詳しく教えていただき嬉しく思いました。音楽は造形、絵画、文学、演劇と深いつながりがあることを再確認いたしました。フランス音楽をあまり勉強してこなかったので、これから少しずつ学びたいと思います。コダーイのピアノ曲に「ドビュッシーの主題による瞑想曲」という曲があり、ドビュッシーの弦楽四重奏曲第2楽章のモチーフが使われていると聞いていました。ところが、今回の青柳先生のセミナーで「アッシャー家の崩壊」が紹介され、曲の冒頭を弾いてくださった時、「!」と思いました。最初の音形(音4つの音程関係)がコダーイの瞑想曲の出だしとそっくりなので。。。ということは、もちろん弦楽四重奏曲第二楽章とも似ているのですが。作曲された年代から考えると、弦楽四重奏曲1893年、瞑想曲1907年、アッシャー家の崩壊1908年〜17年なので、コダーイが影響を受けたのは弦楽四重奏曲であることはわかりますが、軽快な2楽章と比べるとアッシャー家。。。の雰囲気が瞑想曲に近い気がします。同時代と後世の音楽家たちに大きな影響を与えたドビュッシー。偉大な音楽家だなあと思います。
・とても充実した内容で、貴重なお話しを聞いた後で演奏も聞かせていただけて、色々想像を膨らませて聴くことができました。
ぜひ次回も参加させていただきたいと思いました。
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12/31まで録画視聴可能です。まずは、フェイスブックのプライベートグループ「ピアノ教師のための音楽と歴史研究会」にメンバーリクエストをお願いいたします。
https://www.facebook.com/groups/3074164476009590