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音楽教室ぴあにっしも
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時習館高校卒・同志社女子大学学芸学部音楽学科卒・愛知教育大学大学院教育学研究科芸術教育専攻修了・音楽教室講師&桜ヶ丘高校講師を経て 1998年より音楽教室ぴあにっしも主宰。後進の指導に全力で取り組んで...
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指使いは絶対ではないけれど…
2019.05.10
小学生の方々には
耳の力や、指のタッチや、表現力など
いっぱい学んでいただきたいことが
ありすぎるのですが
「読譜力」はつけてあげたいと
思います。
読譜力は
音やリズムや
アーティキュレーションや強弱は
楽譜に忠実に
読むことができている方が
多いですが、
説明不足になっているかなあと
思っているのが
指使い問題
楽譜に書いてある
「指使いは絶対ではない」のですが
楽譜に書いてある指使いを完全無視して
あきらかに
弾きにくい指使いで譜読みをしてくる
生徒さんは
「指使いを自分で決める能力がまだ無い」のに
「自分に最適な指使いをチョイスするための
勉強」
をするチャンスを逃していて
もったいないと
思ってしまいます。
楽譜に書いてある
楽譜を編纂したプロの先生が
一生懸命考えて親切に
記してくれている指使い。
その指使いを無視せずに
よく見て
素直に
真似してきてほしいなぁ。
まずは、真似していろいろな
指使いを体験するチャンスなんだから。
将来、
「自分に最適な指使いをチョイスできるようになる」ために
まずは、
いろいろな指使い方法を
覚えてほしい。
ハノンや練習曲には
わざわざ弾きにくいけど
動くようになってほしい指を
動かす練習をしてほしいから
敢えて4.5と書いてあったりもして
それは比較的守ってきて
くれますが、
応用テキストになると
完全に指使いを制覇してくる生徒さん
完全に指使いを無視してくる生徒さん
の両方がいます
完全に無視してくる生徒さんは
それによりスラーが切れてしまったり
ころんだりしますから、
どうしても
あちこち指使いをなおすという
宿題が増えてしまいます。
つまり
余分な労力と時間がかかって
遠回りしてる感じ。
もったいないなぁと
思います。
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