2012.05.29
フジコヘミングさんのリサイタルに行って来ました。
今日はショパンのエチュード作品25全曲と
作品10の黒鍵と別れの曲。
ムソルグスキー「展覧会の絵」全曲と、
十八番のリストの、
愛の夢、ため息、ラカンパネラ。
アンコールは、ショパンのノクターン嬰ハ短調でした。
木枯しのエチュードの息の長いフレージングに感動!
展覧会はプロムナードも
それぞれ色がかわっていってよかったし、
連打がある曲が特に素晴らしく…
リストは、音色やわらかく最高でした。
音色の美しさ、やわらかさ、大きなフレージング、力の抜けた媚びない演奏。
清らかな水の中に身をおいたような、
右脳を洗い流してもらっているような感覚。
優しい音色は、若い頃極めたピアノを、
毎日こつこつ地道に弾き続けて、
日々自分のものにしている人にしかだせない
フジコさんのオリジナルなもの。
華々しいデビューリサイタルを直前のアクシデントでふいにし、
うさぎさんになれなかったフジコさん。
しかし、その後の欲張らないカメさんのような
努力により、
私たちは、よく練った素晴らしい演奏を聴けるんだなあと思いました。
2年前よりさらに深まった演奏でした。
そして、フジコさんの、ラカンパネラは、
前回聞いた時よりさらによく練られた感じで、
何回聴いても素晴らしい!