2017.08.28
「ピアノづくしの旅2017夏」に参加してきました。ピアノ工場🎹見学→オークラアクトシティホテル浜松にてランチ🍴ビッフェ→浜松市楽器博物館で東京芸大古楽科の小倉貴久子先生による「フォルテピアノ弾き比べデモンストレーション」と「プレイエルによるミニコンサート」という、滅多にないステキな企画でした😍💖
ピアノ工場はグランドピアノ工場へ❣️思っていた以上に工場🏭で、自動ピアノ運搬機(←かなりの優れもの)なる装置が大活躍❣️移動中は危ないため音楽を流しながらピアノを次の作業場に運んでいました。
鍵盤が付き蓋のない状態で1週間寝かせる工程があり、立体駐車場みたいなところに自動運搬機により運ばれて行きます。湿度管理が異なる部屋があり、乾燥した国へ行くピアノと湿度の高い国へ行くピアノは別の部屋で休ませて、組み上げた部品がお互いになじむのを待つんだそうです。
一度に8本の腕が超高速で弾くのと同じ効果をもたらす自動打鍵機もビックリ‼️でした。調律も始めの一回だけは自動調律機でしたが、最終的な調整は人で、まだ機械より人の方が能力が高いそうです。試弾室では3台のピアノを弾き比べさせていただきました。(工場は写真NG)
そして、浜松市楽器博物館❣️感動したのが、ザルツブルグのモーツァルトの家でも触ることは不可能だった、ピアノフォルテ(ピアノの前身楽器)がちゃんと音が出るように調律してあり、たくさんのピアノフォルテを小倉貴久子先生がその時代の曲を弾いてくださったこと💖✨😍
まずは、
クリストーフォリのハンマーで弦をたたくチェンバロでジュスティーニ作曲のソナタOp.1-4→チェンバロにかなり近い音✨
次に、
スクエアピアノでモーツァルト作曲キラキラ星変奏曲→あゝこの音色がこの曲になんと合うのだろうか❣️可愛いらしくなんてステキなの‼️
次は、
ブロードウッドでハイドンがイギリス滞在中にブロードウッドのピアノフォルテを弾き感動して作曲したイギリスソナタHob.ⅩⅥ:50
そして、
ワルターでベートーヴェンの月光第一楽章✨✨✨‼️‼️‼️ダンパーペダルがひざにあり、それを楽譜どおりに入れっぱなしにしても音がにごらない❣️なるほど…謎が解けました❣️目から鱗。月光に音色が合うことといったら‼️ブラボー✨✨✨
そして、
グラーフでシューベルト作曲即興曲90-4。
プレイエルによる
ショパンのワルツ、ノクターン、ソナタ葬送全楽章。
時代とともに進化したピアノフォルテをその時代のピアノ曲で聴くことができて、幸せな1日でした。
浜松駅にはカワイのグランドが2台展示してあり、Xジャパンのヨシキのクリスタルモデルがあったため、電車待ち時間に1曲弾き終えたら、思いがけず通りがかりの方々に拍手👏いただき嬉しかった💖かも。