初の坂東玉三郎氏舞公演へ〜和樂バスツアー海の京都にて
2017.07.09
雑誌 和樂
3.4月号で
応募していた
海の京都
京丹後 坂東玉三郎特別舞公演
日帰りバスツアー
に
参加させて
いただきました。
和久傳の森
(安野光雅美術館
&
和久傳工房レストラン)
と
坂東玉三郎 特別舞公演
と
桜山荘
坂東玉三郎着物講話
の日帰りバスツアーです。
まずは、
和久傳の森へ。
京都の懐石料理
和久傳には、
室町和久傳に2回
ランチに行ったことが
ありましたが、
もともとは、
京丹後の
料理旅館だったんだそうです。
丹後ちりめんの関係者が
主のお客様の
料理旅館でしたが、
35年前に
思い切って京都市内に
出たそうです。
今では、
全国にお店が広がるほど、
成功されました。
女将様の夢は、
京丹後に恩返しがしたい…
10年前に
工房があるところに
植林の専門家の
お知恵をお借りして
3万本の植林をされ、
10年たち
見事な森が
育ちましたところへ、
女将様のコレクションの絵を
収蔵する
美術館を
安藤忠雄氏に
設計建築を依頼、
「安野光雅美術館」が完成。
その隣に
和久傳工房レストラン
「モーリ」も
同時オープン。
女将様の夢が叶ったそうです。
安藤忠雄氏の建築は
シンプルで
森と調和し
素晴らしく、
オープンしたばかりの
「安野光雅美術館」には、
大草原の小さな家の
挿絵のもとになった絵が
展示され、
癒されました。
和樂編集長様のお話も聞けました。
和久傳女将様の嬉しそうな笑顔が
印象的でした。
さて、
メインイベントの
京丹後市文化会館での
坂東玉三郎様
特別舞公演は、
口上
舞公演
2演目で、
とことん
どこまでも
お美しく、
どんな女性よりも
女らしく
つややかで
細やかな動き全てが
上品な所作による
流石玉三郎様
と感じる
舞公演
で
うっとりしました。
天の橋立に
因み、
「羽衣」を
演目最後に
上演され、
あでやかで
華やかな舞台でした。
最後に、
お庭の美しい数寄屋造の
桜山荘に移動し、
40名ほどの
ツアー参加者様達と、
普段の着物姿になられた
坂東玉三郎様による
着物講話を
聴きました。
和樂の取材で京丹後を訪れ、
ちりめん問屋に寄り、
お蔵に素晴らしい反物を見つけて
感動した話。
職人さんが高齢になり、
歌舞伎の小道具を作成できるところが
東京に無くなりつつある中、
京丹後の
ちりめん問屋さんに
依頼して
藤娘の小道具を
作成できた話。
などを、
上品な口調で
話され
皆様で
聴き入りました。
玉三郎様の写真は
NGで
残念でしたが、
本当に
素晴らしい時間を
過ごすことが
できました。
和樂様
和久傳様
坂東玉三郎様
そして
このツアーを
アテンドしてくださいました
京都府北部地域連携都市圏
振興社
<海の京都DMO>様
夢のような
貴重なひとときを
ありがとうございました。
この経験を活かして
日々、精進します。