2010.09.13
夏休みに秋の校内合唱コンクール伴奏を練習していた生徒さんのお話です。
彼女は、小学高学年ではコンクールにでたりしピアノをとてもがんばってくれました。
中学に入り運動部に入ったので、ピアノを弾く時間は少なくなりましたが、
部活動は、中学生にとって学校での居場所であり、
学校では部活を一生懸命やることがとても大切ですから
部活を応援しながらピアノも続けられるようにと思って指導しています。
彼女は、校内合唱コンクールクラス合唱2曲のうち
課題曲ではなく自由曲が弾きたいと思っていました。
もう一人伴奏に立候補した方もそう思ったそうです。
ですから、どちらが課題曲を弾きどちらが自由曲を弾くかを
二学期はじめにオーディションで決めることになったからと、
夏休みに熱心に伴奏曲2曲を練習してきました。
かなり上手に引けるようになったので
大丈夫!と私は太鼓判を押していました。
オーディションでもう一人の方が課題曲でてこずって
弾けない箇所があることがわかりました。
課題曲と自由曲はそれぞれに難しい箇所がありましたが、
その方にとっては、課題曲のほうが苦手なリズムが多かったようです。
生徒さんは、夏休みに練習していたら両方とも好きになり、
どうしても自由曲でなくてはという気持ちが薄くなっていたから、
自分から自由曲をその方にゆずり、課題曲を弾くことになったそうです。
曲としては、自由曲のほうが映える曲でしたから、
彼女が弾いたらステキだったと思いますが、
課題曲を上手く弾きこなせなかったお友達を思いやる気持ちが勝った
ということでしょう。
彼女のやさしい心に私は感動しました。
課題曲、クラスのみんなが歌いやすいようにさらに磨きをかけてがんばりましょう。
部活だけでなく、クラスでもピアノ伴奏者として居場所ができただけでステキ!
課題曲か自由曲かは大きな問題では無かったんですね。