2011.05.31
「音階は算数の筆算の引き算みたいだね。」
昨日レッスンへ来た小学生の生徒さんが言っていました。
その前日は中学生の生徒さんのレッスンでした。Gdurの音階が出てきたので、おさらいがてらテトラコードの話を再度しました。
前回話をした時はまだ小学生で、その時はなんとな~く聞いていた様子でしたが、一昨日はとても興味深く聞いてくれて、それからしばらくの間は色んな音からの長音階作りとなりました。
自分で理解して、音階を作っていける事にとても満足している様子でした。
中学生になると、理解力がグンとアップする様に感じます。生徒さんにもその事を伝えて「これからは更に伸びるねっ!!」と話すと、ニコニコ顔を返してくれました。
その次の日(昨日)は、小学生の生徒さんのレッスンでCdurの音階が出てきたので、同じ様にテトラコードの話をしました。
「テストする訳じゃないから、気楽に聞いてね」と言いましたが、とても興味を持ってくれて、話の途中には「おぉ~!!なるほど~!!」って言ってくれたりして、またそこから色々な音階作りが始まったのですが・・・。
私が「ここは全音じゃなきゃいけないのに半音だから、隣から半音もらってきて・・・」って言うと、「なんか、算数の筆算の引き算みたいだね」って生徒さんが言ってくれて。
今度は私が「おぉ~!!なるほど~!!」と感心してしまいました。
確かに、足りない時に隣の桁から借りてきて・・・は、筆算の引き算みたい。
その発想、素晴らしいですね。生徒さんに「さすがだねっ!!」って言うと、得意そうな顔でニコニコしてくれました。
レッスンは本当に楽しいですね。
みんなが持っている色々な発想力。もっともっと、引き出したいです。