以前のトピックスから...
2019.04.12
2011年11月のトピックスに
「今月から習字を習い始めました」と書いてありました。(私が書いたのですが;)
今でも習字は引き続き通っています。ただ、習い始めた時期がいつからだったか・・・よく覚えていなかったので、トピックスを読み返して知ることができました。
習い始めた時に目標にしていた「師範」は、一昨年に無事取得する事が出来ました。
そして去年は、師範を取得した事で縁あって、地元の保育園の年長さんクラスに習字を教えに行かせて頂いていました。
習字を教えるのは初めての事でしたので、楽しみでもありましたが、ちゃんと教える事が出来るか不安も一杯ありました。
でも、びっくりするくらい園児さん達はしっかりしていて、習字を書いてる間、「しーーーん」となって真剣に書いてくれました。
自分が年長だった頃ってこんなに集中出来ただろうか・・・と、毎回本当に感心でした。
教えていた期間は、お昼寝がなくなる10月~2月までの短い間でしたが、本当に楽しく、教える側の私自身も園児さん達から沢山学ばせてもらいました。
ひらがなの中の「とめ」や「はらい」などは、別の言葉を使い、ひらがなの中の「たからもの」と呼んでいましたが、
私が教室に入るとすぐに、園児さん達から「せんせー!きょうは○○があるよー!」って次々に教えてくれて、毎回嬉しい気持ちで通っていました。
その園児さん達も一年生となり、元気に小学校へ通っていると思います。
小学校でも、沢山のたからものを見つけながら、元気に、明るく、楽しく、頑張って欲しいです。
師範にはなれたけれど、書道の道は深い・・・
未だに自分の思い通りの文字を書く事がなかなか出来ません。
自分の思い通りの書が書けたとき、本当の意味での「師範」になれたのだと思います。
その時が来るまで、通い続けようと思います。
書道は一度筆を入れたらやり直せない、だから書く前にイメージ、全体像、集中、雰囲気、その他様々な事を思い描く事が大切です。
でもこれは、ピアノの演奏も同じ。
一度音を出したら、その音を消すことは出来ません。
ピアノも書道も、終わりのない勉強。
努力し続け、前に進んで行こうと改めて思いました。
長文読んで頂き、ありがとうございました。