2023.03.04
昨日は、県立高校の合格発表日でした。
受験勉強に専念するため、ピアノのレッスンをお休みしていた中3の生徒さん、志望校に合格したと連絡があり、ピアノのレッスンを再開することになりました。
11月に第一志望の大学に進学が決まって、ピアノのレッスンを続けているお姉さんから、「公立の試験結果、自信ないって言ってるんだよね」と、聞いていたので、結果が出るまではそっとしておこうと連絡を取らずにいました。
午後、久しぶりに顔を見せた彼女は、いい笑顔でした。
「卒業式、歌があるんじゃないの?」
「ある。持ってきていい?」
「いいよ。練習しよう」
今まで、合唱祭の歌の練習を一緒にしてきました。
少しピアノが弾ける彼女は、いつもパート練習のリード役をしていました。
真面目で責任感が強いので、レッスンで旋律をきちんと弾けるまで一緒に練習しました。
歌も、きちんと歌いたいと、音程が不安定になるところなどは練習し、合唱祭に臨んでいました。
彼女は、とてもきれいな声で、高音域がよく伸びます。
私は、ソプラノパートで生かされる声だと思っているのですが、人数や練習の都合などでアルトパートになることが多く、残念に思っていました。
今回は、希望が叶ってソプラノパートになったそうです。
多分、合唱をするのは、今回が最後になると言っていました。
卒業式は、10日です。
時間は、あまりありませんが、彼女の伸びのあるきれいな声を生かせるよう、できる限りお手伝いしたいと思います。