2022.12.04
10月初旬だったでしょうか。
小3と小4の生徒さんが、合唱祭の伴奏者に立候補したいと、伴奏譜を持ってきました。
二人の実力と練習量では、厳しいとは思いましたが、挑戦したいという気持ちは尊重しようと取り組むことにしました。
伴奏では、いつもメロディーを弾くことが多い右手で、和音を弾くことが慣れるまで大変です。
小3の生徒さんには、伴奏に出てくる和音を書き出した楽譜を渡し、次のレッスンまでに和音をつかめるようにするという課題を出しました。
翌週、開口一番、「伴奏やらない」。
諦めるのが早いなぁ・・・と思いましたが、やってみて力不足と分かったことは、その先につながります。
彼女は、「来年もやらない」と言いながらも、練習量は少し増えたように感じます。
小4の生徒さんは、かなり頑張っていましたが、
オーディションの3週間前になっても最後までたどり着けませんでした。
「伴奏は、弾きなおしたり、止まったりすると、歌が歌えなくなるよね。 合わせるのに、指揮も見ないといけないよね。 間に合うかなぁ?」
「間に合わないと思う」
「今回は、諦めようか」
私に見られないように顔を背けて泣いていました。
自分の実力不足を認識した彼女は、練習量も練習内容も変わりました。
譜読みも早くなりましたし、曲の仕上がり具合もレベルアップしました。
ピアノは、家での練習次第です。
レッスンで、改善してほしいことや練習方法を示しても、本人がそれを理解して、自分の頭と耳を使って取り組まなければ前には進みません。
二人とも、今回のことがきっかけで、ピアノに向かう気持ちに変化があったようです。
やっぱり生徒さんの成長を感じられるのは、嬉しいですね。