2018.03.07
●スタッカートの基本の動作♪ 以前にもスタッカートの奏法についてはお話ししましたが、ピアノ上で弾ませる感覚をつかむのは、なかなか難しいようです。そこでレッスンの時にボールを使って「弾む」を体験してもらいました。
① 写真のようにボールを持ちます。その時にギュッと握ったり、すぐにボールが落ちるような持ち方にならないように…!
②では、ピアノの蓋の上でボールを弾ませます。その時に大切なのは楽しそうに笑顔で行うという
ことです。体の余分な力が抜けていきます!
③次にピアノの鍵盤の上でも同じことをします。これが意外と鍵盤の上だと、余分な力が入るみたいです。そこで
「笑って 笑って(^_-)-☆」とエールを送ります。不思議と徐々に余分な力が抜けてきて「弾ませる」という感覚がわかってきます。
上記の事を行った後にスタッカートを弾いてもらうと、音の響きがかわります。スタッカートといっても色々な種類があるので弾ませ方も変化しますが、基本が身に着くとバージョンアップできますね♪(教室では
「だらだらスタッカート」「しのびあしのスタッカート」「怒っているスタッカート」等々… 色々な呼び方をして弾き分ける練習をしています。)