2018.02.21
●スタッカートの弾き方♪
ピアノを弾くとき 基本的には 指先をほんの少し上にあげた位置から、鍵盤に
自分の手(腕)の重さをのせて弾くのですが、スタッカートの奏法は少し違います。
スタッカートを弾くときは鍵盤に指を触れた状態から弾きます。
まず 指先が鍵盤に触れた状態からスタートして 鍵盤が底にあたって、
その反動で自然に、もしくは勝手に手が上にあがる状態が、綺麗なスタッカート
となります。やはりこの時も大切なのは、力を込めて弾かないということです。
力を込めて弾くと、手は自然に上に上がるのではなく、自分で手を上げなければ
上にあがらなくなります。少し難しいように思いますが、レッスンの時に
「鍵盤をさわってからスタッカートをしてみよう!」と伝えると
綺麗なスタッカートを弾いてくれます。それをレッスン時に繰り返し していくと… お家でそれを思い出して練習に活かしてくれるようになります。 そしてその弾き方でいつも弾けるようになると…スタッカートが続けて出てくる曲も怖くないですね♪
●スタッカートの種類
スタッカート ➡ 普通にきる(かわいく、チャーミングなイメージで)
メゾスタッカート➡ あまり切らない(やさしく お・や・す・み という イメージで)
スタッカティーシモ ➡できるだけ短く切る(フレー! フレー! という勢いがあるイメージ)
ノンレガート ➡ スッタカートとメゾスッタートのあいだぐらい (なかなかむずかしいですね…曲の中で勉強しましょう)
❁ちなみにスタッカートは「短く切って弾く」と習った方が多いのではないでしょうか。でも ピアノの演奏では、本当は そうではないのです。