2022.03.21
【午後の部】
午後の部のピアノ演奏では、生徒さん達は、ステージで堂々とした姿で演奏を頑張りました。
最初はお母さんと一緒にステージを立って演奏していたのが、いつの頃からか一人で大舞台の真ん中のピアノに向かって演奏する姿に成長を感じました。
リトルキッズコンサート開催して13年目となります。
そして、一つの目標としての小学6年生という節目を迎える生徒さん達は今年で2回目となります。リトミック、プレピアノから始めて、約10年間のお付き合い。
素敵な演奏者となり、舞台袖で見ている私も胸がいっぱいになりました。
ピアノを始めた最初は、みんなが、
ドはお父さんの指
レはお母さんの指
ミはお兄さんの指
お父さん、お母さん、お兄ちゃんでドレミだよ。
と可愛い可愛いぷくぷくのおててでピアノを始めましたね。
そして、お母様、お父様と一緒に連弾した時もありました。
一人で舞台に立つようになり、思うように演奏できない時や、楽譜の音符やリズムが難しい!という時もありました。
でも、発表会を前に、6年生の生徒さん達には、お友達や小さな生徒さん達の前で演奏する機会を作った際に、
聴いている小さい子供達やお友達が目をキラキラさせて聴き、一緒に聴いていたお母様方から
「素敵な演奏をありがとうございます」と言って頂けるような人の心に届く演奏ができるようになったことがとても嬉しく思いました。
ピアノの日々の練習は大変です。
お家の方との喧嘩になる事もあると思います。何のために続けるのだろうと思う事もあると思います。
小学6年生の生徒さん達の演奏を聴きながら、一つの事を続ける大切さや続ける事によって身に着く実力、そしてそれぞれにしか出せない、個性が光る音色や音楽性。一緒にピアノを通して向き合う中で、気づかされる事もたくさんありました。
でも、なかにはいつまでも可愛いことに。。。
「先生、私は練習をほとんどしていなかったのに一度も怒られることなく、弾きたい曲を弾かせてもらい、発表会も参加できて楽しかったです」
というお手紙を発表会の直前に書いてくれた6年生の生徒さんもいらっしゃり、今まで練習してなかったの~!
と、びっくりなカミングアウトのお手紙に発表会の本番前に本人と笑い合いました(*^-^*)
お家の方からのサポートもあり、謙虚であり、真面目であった今年の6年生の皆さんの軌跡を胸に刻み来年度へと引き継いでいきたいと思います。
プラザノース、大宮、武蔵浦和教室の生徒さん達の次回、夏の発表会は
☆7月23日(土)プラザノース 大ホール
となります。
次の目標に向けて、また頑張りましょうね。
そして、、、
今回、娘と初めて一緒に演奏するかどうか考え始めたのが、約2週間前。
連弾の楽譜がないので、オーケストラの部分の編曲から始めないといけないのもあり、、、
「やっぱり練習できる時間も編曲する時間もないからお母さんは弾けないよ~、無理だよ~違う曲にしてよ。」と娘に言い続けて1週間。
「今回は、一緒に弾くよ!今日は練習したの?合わせ練習するよ!時間は自分で作るのよ!」と、この一週間は、毎日、毎日、何だかどこかで聞いたことのある言葉を娘の口からたくさん言われてしまい、親子逆転の立場となり、
「練習しなさい!」
といわれると、練習しないといけない事はわかるけど、でもなかなか動けない。こんな気持ちになるんだぁと思いました。