2020.05.28
6月から対面レッスンが再開し、新しい朝霞教室がオープンする前に冷静に一度原点に戻ろうと思い、正会員である日本オルフ 音楽研究会や日本ダルクローズ音楽教育学会の研究論文や研究報告、セミナー報告書などをいくつか引っ張り出して読みました。
大学時代に目からウロコとはこの事?とオルフの音楽教育の魅力にどんどんのめり込んだ記憶が蘇りました。
オルフ はドイツの音楽教育家であり、子どもたちのための音楽について「音楽は決して音楽単独ではありえない。
それは、動き、舞踊。そしてことばと結びついている」と述べて、音と動きとことばを総合的に捉える創造的な音楽教育を提唱しました。
また、ダルクローズは、音の動きと体の動きを一致させるという、リズムによる音楽教育法リトミックを創案しました。
この偉大な音楽教育家の思想を念頭に目の前の参加してくださる可愛い赤ちゃんから小さなお友達。
また表現方法の一つとしてピアノを演奏しながら、成長するお子様達の大事な個性を肯定し、才能を伸ばすにはどうすれば良いのだろう?
と改めて自分が行ってきた事を、振り返り、反省したり、課題を見つめました。
そして、対面レッスン再開に向けて、久しぶりとなるので、生徒さん一人一人の発信している事をきちんと受け止めらるかなぁ。
感覚が戻るかなぁと少し不安な気持ちでいると、絶妙なタイミングで楽器店の担当者さんから、
「先生!また生徒さん達に会えますね。
レッスン再開嬉しいですね!
音楽はやはり良いですね♪」
と連絡があったり、
いつも応援してくださっているカワイの担当者さんからも
「先生!始まりますね!全国でもトップクラスのわだもり先生、レッスン楽しみですね♪」
と御連絡を頂き、元気をもらいました。
原点に戻り、自分の支持する音楽教育家の思想を貫きたいと思う気持ちは持ち続けながらも、やはり参加してくださる生徒さん、生徒さんをサポートしてくださる保護者の皆様。そして、運営をサポートしてくださる楽器店、カワイ の担当者さん。
皆様のご協力があって教室が運営できている感謝の気持ちを忘れてはいけないと思いました。