2020.01.20
ピアノを頑張っているお友達。
日々の練習の積み重ねは大人が望むようになかなかいかないもの。
お子様が大きく成長すればするほど、親子の葛藤、衝突が大きくなり一生懸命になればなるほど気持ちもつらく、苦しくなります。
でもよく考えてみると、これだけお子様の習い事に親子で一生懸命になり、お子様と本気で向き合う習い事は少ないのではないのかなぁと思います。
「練習しなさい!」と直球でいうと必ず「後でやる!」「今日はちょっと。。」と進まない。
ならば、ピアノの練習を始めるためにどうしたら良いのか、色んな手段やアイデアを考える。
1曲完成できるように、楽譜を見て一緒に譜読みしたり、演奏を聴いてみたり、楽譜に書いてある言葉を調べたり、強弱が目で見てわかるように工夫したり。。
若手ピアニスト牛田智大さんの著書「リトル・ピアニスト」の中に
”レッスンには、楽譜を2冊持参し、1冊は本人がレッスンを受けるため、もう1冊はお母様が書き込むための楽譜を抱えてレッスンを受けていた”
とあります。
レッスンに付き添い、練習に付き添い、本人の努力はもちろん、お母様の協力や支えが素晴らしかったのだと本を読んで思います。
ピアノを習っているからと、将来、ピアノの道に進むかどうかはまだまだ分かりませんが、親子で一つの事に本気で向き合い、本番での演奏に一喜一憂する時間は、長いようであっという間に大きく成長してしまう子育ての貴重な時間であり、お父さんやお母さんが自分の事を本気で思ってくれていると大きく成長した時に思う愛情ではないかなぁと思います。なので、やっぱり本気で向き合おう!