2019.09.01
8月最後の週末。ピアノグループレッスンを行いました。
夏休みの間にぐーんとまたまた大きく成長したお友達が参加してくださいました。
「練習できなかったのよ~」と素直に言ってくれるお友達とは、赤ちゃんの時からのお付き合いなので、練習をしていない!と言うことよりも、素直にお話ししてくれる姿がとっても可愛らしく思ってしまいます。
一人一人とピアノに一緒に向き合ってレッスンする時に、いつも
「この子は将来どんな大人になるのかなあ。」と想像しながらレッスンしています。
それは、音楽の道に進むかどうかというよりも人間性として心がいつまでも素直であり、湧き出る生きる力を持ち続けて欲しいと願いながら。
そのために今必要な声掛けは何だろう?
とピアノを通して一人一人の性格に合わせて言葉を選んでレッスンできるように努めています。
夏休みは、色々な体験をすることを小さなお友達には宿題を出しました。ストレスで凝り固まった心でいっぱいになって欲しくないと思って出した宿題です。
きっとピアノの先生として出す宿題ではないかもしれません。
でも、色々な体験やキラキラした素敵な思い出、何かに一生懸命取り組んだこと、時には悲しい思いをしたお友達の心はとても魅力的であり、そんな素敵な心の持ち主が演奏するピアノは聴く人を感動させてくれると思います。
ピアノグループで成長した5年生のお友達の活躍ぶりは、この夏も聞けば聞く程に素晴らしいです。素敵なバレリーナの姿を見せてくれたり、新聞に名前が載っていたり、学校の金管で埼玉県で金賞受賞し、秋には他県での演奏が決まっていたり、学校の伴奏を任せてもらえたりしています。そして、そんな5年生に続いて4年生のお友達もこの夏はメキメキと力をつけてきています。学校の合唱の伴奏オーデイションに向けて練習を頑張っています。学校でも中心的な存在として頑張っているそうです。
そんな、4、5年生に共通しているところは、心が素直であり、やる気に満ち溢れていて、瞳が澄んでいてキラキラ輝いている事、ピアノの表現のイメージを伝えるととても反応が良い所等々です。少しずつ言葉も生意気口を言ったり、反抗的になったりするお年頃ですが、一緒にピアノに向かってレッスンしていると、心は小さな頃から素直なままで本当に良い子達ばかりです。
幼稚園、小学校の2学期が始まりました。
また、少しづつエンジンをかけて一緒に頑張っていきたいと思います!