2019.04.14
かわいいお友達がレッスンに参加してくださいました。
入園されたお友達の中には、入園式の写真を見せてくださり、とってもかわいい姿に嬉しく思いました。
小さかったお友達、0歳のリトミックから一緒に体を動かしたり、歌ったりしていたお友達が9年、10年と成長し、ピアノを弾いている姿に私の思いもどんどん強くなり、
「こんなに弾けるようになったんだなあ」
「本当にすごいことだなぁ」
「よく頑張っているなあ」
と参加してくださるお友達、1人1人が本当に可愛いく思います。
また、お子様の成長を見守らせて頂けることにとても感謝しています。
ピアノの先生も人間ですので、色んなタイプの先生がいます。転勤族で育った私が小さい頃習ったピアノの先生は4人います。
最初にピアノを教えてくださった若い先生は、1年も経たないうちに「あなたは私のところで学ぶべきではない。もっとベテランの先生に教えてもらいなさい。」と当時地元で有名なピアノの先生を紹介してくださいました。
2番目の紹介されてピアノを教えてくださった先生は、とても優しいけれど厳しい先生。
レッスン室にはピアノを囲むようにソファがあり、自分のレッスンの時間が回ってくるまで、1時間、2時間とずーとお友達の演奏を聴いたり、持っている楽譜の説明文を読んだりしてレッスンを待っているにもかかわらず、練習していないと3分経たずに「では来週ね」と練習していないと見てもらえない先生。練習していくと一生懸命に見てもらえるけれど、コンクール前などは手を叩かれふたを閉められ、何度も涙で楽譜を見る事が出来なくなったのを覚えています。
ただ、このお友達のレッスンを聴いていた時間、年齢がバラバラだっただけに、「こんな素敵な曲があるんだ」と衝撃を受けたり、憧れたりして自分の音楽の幅を広げる事が出来たり、お友達が褒められている姿を見て自分もやる気になったり、お友達のレッスンから学べた時間がピアノを続けたい。という思いを強くしたのだと思います。
お引越しにより3番目に教えてくださった先生は、とにかく汚い音を嫌う先生で、特に大きな音は「ダメダメ!」と注意され、完全な個人レッスンでしたので、どうしたら良いのか戸惑い、悩み、自分が表現したい演奏が全くできずピアノを嫌いになりそうになってしまいました。
4番目に教えてくださった先生は、基礎力重視の先生。楽譜は濃い鉛筆でいっぱい書き込まれましたが、受験に向けてピアノ以外にも聴音や歌など丁寧に教えてくださいました。
心に残る2番目の先生は、大学時代に先生を訪ねて何度かレッスンに伺った事があります。
モンブランが大好きな先生は、いつもモンブランと紅茶を出してくださり、当時一緒に発表会に出演していたお友達がその後、大学の教授になっていたり、薬剤師という職に就きながらピアノが好きで海外の音大に留学しているなどなどお話しをお聞きし、ピアノは個人レッスンだけれど、一緒に学んだ仲間がいるのはとても大きなことだったんだなぁと思いました。
今のピアノグループレッスンの元となっている2番目の先生の経験。小さな時からのお友達を知っているので、可愛いいお友達に私は叩いたり、怒ったりはしませんが、共に勉強し合う仲間がいるというのは、大きな励みとなり、時には目標になります。
習い事がいっぱいの忙しい小学生のお友達。練習できない時だってあります。
でも仲間と共に長くピアノを続ける事ができたら素敵だなと思います。