2024.06.07
そろそろ梅雨入りでしょうか。
ゴールデンウィークあたりから湿気のある日がちょいちょい出始め、教室のピアノの音程が一気に狂い始めまして、なんか憂鬱です〜(まだ低音が狂う…(T . T)
さて、少し前の話ですが、ゴールデンウィークは秋の発表会と教室運営の事務仕事を詰め込んでこなしていました。
その時に何となく
「月毎に学習目標を立ててみようかなぁ」
と思いつき、
5月は初の「聴音に取り組む月間」としてみました。
(聴音→演奏された曲や音を聴き取って楽譜にすること)
高学年以上は今まで時間がある時などにたまーーーーに挑戦する機会がありましたが、全生徒さん対象は初めての試み。
それには訳があります。
①ノート、筆記用具を持ってきていないことがある笑
②音楽ノートに聴き取った音を書き込むための準備🟰ト音記号や終止線、縦線などの理解ができていないので、そもそも聴音に取り組めない。
③音は取れるけど、音価やリズム、音符の棒の付け方などがわからない。
④音の聴き取り能力の個人差がある。
などなどの理由により、やりだせば指導時間がものすごーく長時間に及んでしまうことがあるから。
自宅練習時間が取れない生徒さんの場合は演奏指導時間も超過しがちなので、一昨年までの30分レッスンでは土台無理だった聴音指導。
不安がありながらも、45分レッスンなら何とかできるか?!
と、ごくごく簡単なものから取り組んでみました〜。
結果。
意外にみんなできた…(泣)!
昨年から45分レッスンにして、ソルフェージュは元より、ドリル学習の時間をコンスタントに取れたため、この1年間で音符を書き慣れていたようです。
もっと嬉しかったのは、どの生徒さんも楽しんで聴音に取り組んでくれたこと。
私なんて子供の時は嫌で嫌で仕方なかったんですが…できなくてよくべそかいてたしさ(笑)。
そんな私も大学受験の頃には独学(!)で聴音は結構得意になり、入学後も上位クラスに在籍していましたが…まあ他に取り柄もなかったんで、今更自慢ですが笑
六月はまた別の指導目標を立ててみるつもりです。
聴音指導も含め、多方面から楽譜と音楽を理解し、より自ら楽しめるようにみんなで成長していきたいと思います。