2024.04.19
春爛漫ですね。咲き誇るモッコウバラがとても可愛らしいです。
数年思い悩んだ末に、昨春からレッスン所要時間を30分→45分にを変更しました。
それから一年経ち、レッスン時間を1.5倍にするってやっぱりそれなりに成果がでるんだなぁと実感しているところです。
一人当たりの時間が増えたことで、教えられる生徒さんは以前より減ってしまいますが、今のところこれでよかったかなと思っています。
具体的に良かったなと思う点は
①教本の進みが早くなった気がする
②音楽ドリルの正答率が上がった気がする
③ソルフェージュの学習進度が間違いなく向上した
あたりでしょうか。
(気がする、ばっかりで笑)
ちなみにピアノのレッスン30分の後、15分はソルフェージュや楽典学習にあてるようにしていますが、自宅練習が難しそうな生徒さんにはそのフォローとして練習のお付き合いの時間としても活用することにしています。
(その分ソルフェージュ等の学習は遅れてしまいますのでちょっと残念ですが)
また、それぞれの問いかけや音へのアプローチについてお互いに熟考でき、以前より有意義なレッスン時間を過ごせるようになったなぁとつくづく感じます。
答えを与えて進むのは簡単だけど、容易に与えられたものは身につき辛いもの。
45分間ずっとお互いに忍耐の連続の時もありますが、生徒さんたちがいい方に変化していってもらえるとしたらこんな嬉しいことはないです。
ところで、自宅練習になかなか取り組めない理由としては、思うように弾けない自分と向き合う辛さがあるからでしょうか。
でも毎日1.2回でもその現実をつきつけられなからもピアノに向き合っているうちに、徐々にメンタルが鍛えられて低いハードルから自力で越えられるようになります。
それは当教室の方針である「自立した演奏者を育てる」に直結します。
春の入学進級を経て、生徒さんたちの表情もガラリと変わりました。
今年の入学式は桜満開の好天。
今年度ものんびりコツコツ、確かな足取りで進んでいきたいと思います。