2017.06.04
間もなく入梅の時期となり、湿った空気に触れることが多くなってきました。
教室のピアノの調子も天候でクルクル猫の目のように変わるのが悩みの種です~。
それにしても、この時期の体調管理は年を重ねるごとに難しくなってくるもので・・・年は取りたくないものですねぇ・・・とほほ。
元々低血圧の私ですが、梅雨時は一段と低下傾向になることが多々あります・・・幸い
高いよりは増しだろーとは思うのですが(^-^;
さて、先日ボランティア演奏が無事に終了しました♪
いつもお邪魔させていただいている施設の方々に心よりお礼申し上げます。
前回は確か3月にお伺いしたのですが、その時よりは気温も上がり指も動きやすく、練習もそこそこはかどりましたので、内容も若干ギアをあげ気味にできるように心がけましたが・・・本人のみの空回りだったらすみません(^-^;
今年はコンサートがない年ですので、残り半年は指導だけではなく、ボランティア演奏のレベルを上げていけたらなぁと心より思っています。
季節の楽曲を携えて、次回もまたお邪魔したく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、私事ですが、我が家の子供たちもそろそろ高校卒業後の進路について、真剣に考えなければならない時期になりました。
(子供たちは高2と高3なので、そこそこ待ったなしですね)
同じ親から生まれた姉弟でももちろん成績も性格も違いますから、行き先はそれぞれ考慮しなくてはいけないのですが、今は専門学校にしろ大学にしろ、入試方法が複雑で意味が分かりませんですわ・・・(^^;
私の受験の場合、まず、音大進学の準備開始が遅めでした。(といっても中2から始めたのですが)
祖父母の面倒も見ていた自営業の両親は忙しく、私が両親にかけた入試関係の手間暇はお金だけ(あ、送迎はしてもらいました。これも大変な手間ですね)
・・・とはいっても、現在の我が家の状況に比べれば、それで十分すぎるほどですが。
職人の父が音大関係者につてがあるはずもなく、音大受験の専門の先生を何とか探しあて、実技と視唱だけは指導のプロについて、聴音をはじめとした勉強は自分で探し買い求めた教材などで自主勉をしたものです。
時はバブル時期。
裕福な家庭が増え、子供の数も多い時期ということもあり、音大すら高倍率。そこそこ入学が難しかったのではないでしょうか。
実際、入試会場の実技テスト会場から漏れ聞こえてくる受験生の演奏の素晴らしさに驚嘆のため息が出たものです。
そんな思い出があったせいか、数年前の子供たちの高校受験のために訪れた高校受験フェア会場での、某音大の付属高校のブースの人気のなさには目を疑いました。
人気のある高校のブースでは、個別相談を受ける受験生がゾロゾロと列をなし、学校案内などの資料は時間に遅れるなどすれば尽きてしまうものです。また先生方も説明に忙しく動き回って、ブースは活気に満ちています。
それが音大付属のブースは、人っ子一人いない・・・(´;ω;`)ウッ…というか、正確には高校の先生が2人ばかりボ^-ッと立っているのみという・・・むむむ。
こちらとしては音大関係の高校を子供の進学先に考えていなかったのですが、やはり無関心でもいられずそっと目を向けると、たちまちその程度の視線であれ、孤独で手持ち無沙汰な先生のウェルカム姿勢につかまってしまうという・・・あわわと慌ててその場を立ち去ったのですが・・・。
そうそう。一般大学に限らず、入試の様子が変わったのは音大も同様らしく、入試科目も簡素になり、演奏を目的とする学科より、教育や情報などの研究と絡めた総合的な学科が増え、かつ充実しているようですね。
中には音大でありながら、合わせて福祉関係の資格も取れる音大もあったり・・・?
それが本当なら好きな音楽を学びながら、福祉の資格も取れるなんて、正直羨ましいです~~~。
こういう時代だから、社会人になってからもキャリアアップのための勉強をする方も増えたようですが、現実には働きながら資格取得などの勉強をするのは想像以上に大変なもの。
我が家の子供たちに限らず、生徒さんの中でも受験生は数名いますが、より自分らしい将来を進んでほしいなぁとつくづく思います。