2016.05.10
こんにちは。
磐田市のピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
ピアノを習い始めて半年ほどになる小5のT君。
今、バーナムテクニックの教本で、
親指くぐりのところをやっています。
「親指くぐり」とは、
右手でドレミファソラ~(上行)
左手でドシラソファミ~(下行)
と、6音以上つなげて弾くためには、指は5本しかないので
どこかで親指をくぐらせるという指の運びが発生します。
美しく滑らかに曲を弾くためには、柔軟な親指くぐりがとても重要になってきます。
親指は太くて短くて、大きな音を出すのは得意ですが、
運動神経的には意外と鈍く、厄介な指なんです。
なので、柔軟で機敏な動きができるよう訓練が必要です。
訓練の一つとして、親指でおはじきをはじいてみるのも
遊び感覚で楽しくできていいと思います。
T君、早速忘れず、おはじきを持ってきてくれました。
初めは瞬発力がなかったりタイミングが合わず、なかなか遠くに跳ばせなかったけど、
何度かやっているうちに、段々遠くに跳ぶようになってきました。
写真はタイミングがあって、気持ちよく跳ばせた時のご満悦の表情。
いつも意欲的に練習してきてくれるT君。
発表会の曲は「愛のあいさつ」と「星に願いを」に決まりました!
ちょっと背伸びをしましたが、本人のお気に入りの曲なので
頑張ってくれると思います。