2016.04.18
こんにちは。
磐田市のピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
一昨日から続いている熊本の地震、
被害状況を見るたびに心が痛みます。
いつ起きるかわからない天災。
生徒さんをお預かりしている私どもとしても
いざという時の避難の仕方、状況に合わせた適切な判断ができるよう
普段から考えておかなくてはと思いました。
さて、中東遠PTCピアノコンクールの課題曲が
2月に発表されましたが、本番は7月30、31日。
約半年ほど先のことですから、いつから取り掛かれば
本番にピークを持っていけるか、考えなくてはいけません。
私は3カ月を目安にしていますが、
低学年の子は飽きやすいので2カ月~2カ月半、中高生は勉強や部活も忙しいですから
4カ月くらい欲しいかもしれません。
もちろん練習の密度によっても変わってきますが。
今年の5,6年生、中学、高校生部門の課題曲はプロコフィエフ。
ロシアの作曲家です。
5,6年生の「10の小品」と、中学生の「つかの間の幻影」の楽譜を見て
あることに気づきました。
大体の楽譜に書かれているあるものが、この楽譜には書いてありません。
生徒に何が書かれていないか質問してみましたが、意外と気づかないんです。
普段見ていても、やはり意識が薄いのかな?とちょっと心配になりましたが。
正解は〈指使い〉。
この楽譜には1つも指使いが書いてありません!
ということは、すべて自分で指使いを考え、決めていかなくてはいけません。
指使いによって音色もかわるし、弾きやすくも弾きにくくもなります。
手の大きさ、指の長さもそれぞれ違うので
その子その子に合った指使いを、念入りに決めていきます。
大変な作業ですが、真っ先にやらなくてはいけない
大事な大事な作業です!!