2016.04.10
こんにちは。
磐田市、ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
今日は「未来のピアニストの演奏を応援するコンサート」を
聴きに行ってきました(アクト音楽工房にて)。
中学生6名、高校生3名が熱のこもった演奏を披露されました。
兵藤楽器さんで教えている私の生徒も
ショパンのプレリュードから8曲(1,3,9,17,18,20,22,24)
を弾きました。この春、高校に入学したばかりの男子です。
まだ改善点は山ほどあるけど
ピアノが、ショパンが、好きで好きでたまらない!といった演奏でした。(*^_^*)
先日5日に行われた「ヤマハジュニアピアノコンクール」静岡地区予選にも
この男子生徒は出場していて、
課題曲としてバッハのフランス組曲から『アルマンド』と、
自由曲として、ショパンのプレリュードから17,18番を弾きました。
バッハのフランス組曲では右手、左手、それぞれのメロディが、やわらかい響きで、心地よく耳に響いてきました。
ショパンのプレリュードの対照的なイメージを持つ17番18番では、音色も使い分け、心に響く素晴らしい演奏ができ、東海エリアの大会に進むことができました。
コンクールは課題曲と自由曲、そして今日のコンサートでは
さらに曲数が増え、コンクールから中3日で弾かなくてはいけなかったので
本当にきつかったと思います。
高校受験真っ只中で大変な時期、よく頑張ってくれました。
何年か前、浜松国際ピアノアカデミーのレクチャーで
ヴァルディ先生がおっしゃった
『誰よりも、この曲が好きだと言うなら、
そのことが聴き手に伝わるように弾きなさい!』
というお言葉、今でも心に留めています。
彼の演奏からは、このことがとてもよく伝わってきます。