2016.04.04
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
4月初めの日曜日、お花見を楽しまれた方も多くいらしたと思います。
今日(4/3)はピティナコンペの課題曲の公開レッスンと説明会を聴講するため、
朝から夕方まで美感ホールに詰めていました。
今日のレッスン&説明会で印象に残ったことを書き出してみたいと思います。
A1級(小2以下)のアプシル作曲「鐘の音」という課題曲では
まず、「心のある音」と「心のない音」を区別してみましょう!
と先生がおっしゃるんです。
「心のない音」?
こういう言葉って、子供達には、すーっと入ってくるのではないでしょうか。
そう、ここでは鐘の音です!
この言葉選び、面白いなと思いました。
物ですから感情はないですよね?!
だから心のない音は揺れることができない!
テンポを揺らすことはできないわけです。
でも拍子感(重い拍、軽い拍)は感じて弾かなくてはいけないんですけどね。
そしてB級(小4以下)のギロック作曲「カプリッチェット」
その曲の調性の音以外の音が出てきた時(臨時記号の♯♭がつく音)
一瞬雰囲気が変わります。
その時、変顔をしてみると上手く表現できるそうです。
これも面白いですね?!
顔の表情を変えることで音色も変わるんです。
楽しい表情で弾けば、楽しい音になるし、
怒った顔で弾けば、怒った音になる。
顔の表情と声のニュアンスが一致するように、音色も顔の表情と一致するんです。
わかる気がしませんか?
顔の表情が手や体の筋肉と連動しているからだと思うのですが。
他にもいろいろ学ぶことたくさんありましたが
子供の感性に訴えかける言葉選び、大事だなと思いました。
これからのレッスンに活かしていきたいです!