2016.03.19
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
今朝の雨は凄かったですね。
土曜日は毎週9時からレッスンしていますが
気がついたら晴れ間が見え始めていました。
さて、アクトシティ浜松では12日から10日間に渡って
「浜松国際ピアノアカデミー」が行われています。
このアカデミーでは、中村紘子先生をはじめ、
世界的に活躍されている3名の教授陣による
公開レッスンやレクチャーが行われています。
受講生は審査を通った11歳~23歳の24名。
今年で20回になるんですね。
私は第1回目から毎年聴講しています.
自分の目指している音楽、生徒への指導が間違っていないか?
ずれていないか?確かめるためでもあります。
初めのころは、まだ娘達も幼く、幼稚園のお帰りの時間を気にしながらの聴講でした。
私はこのアカデミーの先生方のレッスン、
その部屋に漂う空気、時間が大好きです。
どんな生徒に対しても、それぞれのレベルまで下りてきてくれ
穏やかに愛情を持って指導されています。
今回14日に聴講した13歳中学生のレッスン。
曲はベートーヴェンのソナタ25番ト長調。
歌う心はあるのに、メロディーと伴奏の音量のバランスが悪く美しく響きません。
国際アカデミーですから受講生のレベルも高いし
左右の音量をコントロールするくらい、できて当然と思われるのでは?と思いましたが、
その先生は音量コントロールの練習の仕方を具体的に示しながら
優しく、何度も何度も丁寧に指導していらっしゃいました。
生徒さんもみるみる良くなっていきます。
できないのは生徒のせいじゃない!
指導力があれば生徒は確実に上手くなっていくということを痛感しました。
私も生徒に寄り添いながら丁寧なレッスンを心掛けていきたいと思います!