2016.02.23
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
今日は雲が広がる空ながらも、風のない穏やかな
お天気。心もほんわかします。
月曜日に来ている年少さんのY君、
園長先生のお誕生日に弾く曲、決まりました!
クラシック系、ポピュラー系、色々弾いて聴かせる中で、Y君が選んだ曲は?
「愛のあいさつ」 と 「愛の夢」
Y君、どうやら相当なロマンチストのようです(^^♪
女性の園長先生のハートをギュッとつかんじゃうこと、間違いないですね?!
ハ長調に簡単にアレンジしてあるものですが、
お母さまから、すかさず質問が。
ここのスラーとスタッカートが一緒に書いてある所はどう弾けばいいんでしょうか? と
⌒の弧を描くような記号のスラーは滑らかに音をつなげて、
音符の上の点、スタッカートは短く切って弾きます。
全く正反対の事が同じ音符の上に書かれているわけですから、
戸惑うのも当然ですよね?!
ポルタートと言いますが、一音一音、大事に大事に切りながらも、
気持ちの中ではつなげて!
と言ったらいいでしょうか。
愛情を込めて弾いて欲しい所に、よくこの2つの記号がセットで書かれています。
『作曲家は限られた記号の中で、どれを使ったら、
こう弾いて欲しいというメッセージが適格に伝わるか、
考えて記号を選んでるんですよ。』 とお話したら、
お母さまは、『じゃあ楽譜は作曲家の濃厚なお手紙なんですね』 とおっしゃるんです。
素敵な表現ですね?!
そう、そうなんです!
「濃厚なお手紙」だと思って弾くと、色んなこと感じ取ってあげたいと、
楽譜に書かれていること、よく見なきゃって思いますよね。
大切な事です!