2016.01.31
こんにちは。ピアーチェノピアノ教室です。
金、土曜と、ぐずついたお天気だったものの、今日は日差しも出て穏やかな日になりました。
インフルエンザ、地域によっては流行り始めたようですね。
学校やレッスンで広めないよう、生徒さん達に手洗い、うがいの徹底をお願いしていこうと思っています。
さて、今年に入ってグッズを使っての譜読み強化トレーニングをレッスンに組み込んでいますが
平行して、調名(調号)を覚えるトレーニングもやっています。
こちらはiPadでアプリを使って。
調号を見て正しいと思う調名をタッチすると、○×で正誤が表示されます。
タッチパネルでサクサクやっていくと、すぐに覚えられます。生徒達も楽しそう!(^^♪
教本で習った調でも繰り返し確認していかないと生徒はすぐ忘れていってしまいます。
上級の生徒達が意外と調名を即答できないのには驚きました。
これは私の反省材料でもあります。
でも、調号を覚えたからと言って、ピアノが上手くなる訳ではありません。
目的はその先にあります!
調にはその調が持っている性格、イメージがあります。
例えば ハ短調、どんなイメージがあるでしょう?
パっと思いつく名曲と言えば、ベートーヴェンの「運命」「悲愴」、、、
嬰ハ短調と言えば、ベートーヴェンの「月光」、ショパンの「幻想即興曲」etc.
何か共通の雰囲気がありそうですね?
長調と短調の違いは明白ですし、♯系と♭系の調性でも響きや色が変わってきます。
という事は曲の中で転調すれば雰囲気はガラッと変わります。
これを感じることが出来れば演奏表現も豊かになっていきます。
まず、今練習している曲が何調であるか?
そしてその調性と同じ名曲には何があるか?
その辺から切り込んでいきたいと思います。
まずは調性に関心を持ってもらえるようレッスンしていきたいと思っています。
絶対レッスンも練習も楽しくなると思います。
いい事思いつきました!
今年のクリスマス会で一人一人、自分の好きな調性と、その理由を発表してもらおうかな?
一年掛けてアナリーゼ(楽曲分析)にも力を入れながら、楽しくレッスンしていきたいです。