2015.10.13
こんにちは。
ピアーチェノピアノ教室の山本ちえこです。
先週木曜日、チェンバロ奏者としてご活躍の
大塚直哉先生の講座を受けて来ました!
題目は「バロック音楽を知る」です。(掛川美感ホール)
バロック音楽は17世紀初頭から18世紀半ばまでの音楽。
当然ピアノという楽器はまだ生まれておらず
パイプオルガンやチェンバロ、クラヴィコードで
弾かれていた時代です。
講座当日は、実際に先生がチェンバロを弾かれながら
発音のしくみや音色の変え方などを、
分かり易く説明してくださいました。
チェンバロって、こんなに色んな音色が出せるんですね?!
繊細な音、華やかな音、ぬくもりのある音
一瞬にしてチェンバロの虜になってしまいました。
(今までも色んな所で説明や演奏を聴いていたはずなのに)
ピアノでバッハを弾くのが嫌になってしまうほど。
でも実際我々が弾くのは、ほとんどがピアノなわけですから
チェンバロやオルガンの事を知った上で
ピアノの演奏にどう活かしたらいいかを
研究しなくてはいけませんね?!
もう一つ感激したのは、メヌエットやガヴォットの
バロックダンスのステップを体験出来た事。
ステップのアップ(ルヴェ)、ダウン(プリエ)が
そのまま舞曲の演奏に繋がるので
拍子感を体で覚える事はとても大事だと思いました。
アウフタクトで体がふわっと浮き上がる感じ、
想像してみてください。
宮廷で舞曲を優雅に踊る風景、
そこに流れるチェンバロや弦楽器の音が浮かんできて、
とても幸せな2時間でした。
次の日は、午前中ゆやホールの舞台を予約していたので
数冊の楽譜とバッハのフランス組曲の楽譜もバッグに入れて
ホールに向かいました。
誰もいないホールで、一人ピアノを練習するのは
実に気持ちがいいです。
やっぱりピアノの響きも大好きです!!