2024.08.09
パリ五輪もいよいよ佳境に入ってきました。
日本人の活躍、凄まじいですね。
エネルギーと勇気をいただいて
灼熱の夏を乗り切りたいと思います。
さて先日行われた中東遠PTCピアノコンクール
うだるような暑さの中、
皆さんよく頑張って臨んでくれました。
中2のKちゃん、
見事E部門、金賞を受賞することができました。
合わせてドリアード賞も受賞。
課題曲はショパンのワルツ第8番変イ長調。
多数の転調を伴いながら、
明るくエレガントな幸福感溢れる曲。
起伏も激しく、聴いている以上に
弾きにくく難易度も高い曲です。
Kちゃん、程よいルバートをかけながら
転調のニュアンスの変化もつけ
フィニッシュの下行も見事に決めてくれました。
C部門の課題曲はマザーグースによる25のうたより
「三びきの若いねずみ」(浦田健次郎作曲)
楽譜には♩=およそ120と書かれていましたが
倍速のテンポで弾かれていた方も多く、
はて? なるほど、と思いながら聴いていました。
生徒たちは指定のテンポで演奏。
私は作者のイメージする音楽を推し量りながら
独特の物語の世界観を表現したかった!
のですが
小3の生徒さんにとって、このスローテンポで
表現することは、少し無理があったかもしれません。
残念ながら銀賞以上はなりませんでいたが
また次回に向けて頑張りたいと言ってくれたのが嬉しい!
D部門の生徒さんたちも緊張と闘いながら
丁寧な演奏で銅賞を受賞しました。
今年は金賞1名、銅賞4名です。
春の発表会を終え、GW明けからの挑戦、
本当に良く音楽と真摯に向き合って頑張ってくれました。
挑戦したからこそ得るものがあります。
改善点も明確になりましたね。
これからの練習に活かしていってくれたら幸いです。