ピアーチェノ 山本ちえこピアノ教室：磐田市

今日で今年度上半期も終わりですね。
５月に５類感染症に移行されたコロナですが
夏休み明けから、インフルエンザとダブルで
感染が広がっていますね。
冬に向かっていきますし、気を引き締めて
レッスンしていきたいと思います。

昨冬、お姉ちゃんになった年長女子ちゃん、
早くも今月バスティンパーティーDを修了し
ベーシックスシリーズ１巻に入っています。

バスティンメソッドはパーティーD修了時点で
♭６つまで、♯５つまでの１２の調を
覚えることができます。

パーティーDの最後の曲は
「１２しょくのわおん」
年長女子ちゃん、１２種類の主和音を
ＣＦＧＤとコードネームを言いながら
余裕でサクサク弾いていきます。

１２色と題名にもあるように
それぞれの調は色を持っていて
イメージや性格が違います。
例えば、♯♭がなにも付かないハ長調と
♯５つのロ長調、♭６つの変ト長調では、
漂うイメージが不思議と違います。
「猫ふんじゃった」は♭６つの変ト長調で
弾かれていまますが、
これを半音上げてト長調に移調して弾いてみると
イメージが全く変わるので是非試してみてください。

調性から抱くイメージは人によっても違うので
本当に面白いです。

同じく年長女子ちゃんは
『私、へ長調が一番好きで
次に好きなのがト長調』と教えてくれました。
変二長調の和音を弾いて
不思議な感じがする！と言ったのは
小４女子ちゃん。
みんな調性のイメージや違いを感じられる
良い感性を持っていて嬉しいです。

作曲家も自分の描く曲のイメージと合う調を選択し
作曲しているので、それも意識して弾きたいですね。

ロシアの作曲家スクリャービン（1872-1915)は
ハ長調＝赤、へ長調＝青、ト長調＝オレンジ
のイメージらしいですよ。
ギョギョギョ！ではないですか？
人それぞれですね！