2023.03.23
今年度もあと1週間となりました。
卒業式の伴奏も皆さんバッチリ弾けたとのこと、
緊張にも負けず、よく頑張りましたね。
私もほっとしました。
改めまして、卒業生の皆さん、
ご卒業おめでとうございます!
ご自身の可能性を信じて、未来に向かって
邁進していってほしいと思います。
さて、時系列が前後しますが、
今月12日、生徒さん2名が在籍している
ジュニアオーケストラ浜松のコンサートが
アクト大ホールで行われ、聴きに行って参りました。
生徒さんの楽器はヴァイオリンとヴィオラ。
弦楽器のシックな響き、素敵でした。
自信に満ちた凛とした弾き姿が眩しかったです。
オーケストラや吹奏楽での演奏は
ピアノを弾く上でもとても役立ちますね。
何せピアノは、色んな楽器を一手に引き受けている
ひとりアンサンブル、ひとりオーケストラですから!
もし、この部分を他の楽器で演奏するとすれば
何の楽器が相応しいか?を考えながら弾いていくと
色彩豊かな立体感のある音楽に仕上がっていくと思います。
先日ベートーヴェンソナタのレッスンで
吹奏楽に所属している生徒さんに
ここはピアノ以外だったらどんな楽器が合うかな?
と聞くと、ユーホニウムかホルンという答えが
返ってきました。そうそう、良い感覚!
トランペットとかじゃなくて
柔らかな太い響きが欲しいよね?!
それをイメージして弾いてみると音色変わりましたよ!
音色作りは物理的にはタッチのスピードや角度、
重さのかけ具合等で試していく訳ですが、
まずイメージすることが大事!
どんな小さな曲でも、常に別の楽器で弾くとしたら?
を考え弾くと、練習も楽しくなりますね。
感覚も研ぎ澄まされていくと思います。