2021.06.10
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
6月に入り、気温もぐっと高くなってきました。
熱中症にも気をつけて、小まめな水分補給を心がけていきたいですね。
先日、大人の生徒さんから5月末に1回目のコロナワクチンを
接種したと報告がありました。
お仕事柄、優先して受けられたとのこと。
副反応も殆ど出なかったようで、2回目は3週間後だそうです。
現在の状況ではワクチンにすがるしかないですね。
一刻も早くワクチンが行き渡ることを願うばかりです。
さて、その大人の生徒さん。
入会されたのは下のお子様がまだ中学生の頃、今年で20年になります。
当初から毎週レッスンに通われ、発表会も皆勤賞!
お忙しいのに熱心に続けてこられて本当に素晴らしいです。
今年の発表会はメンデルスゾーンの小品を弾きたいと仰っていたのですが、
『先生、ベートーヴェンのソナタに替えてもいいですか?』と。
4月に行われた松本和将先生のベートーヴェンソナタのコンサートを聴かれ、
ベートーヴェンの魅力を再認識されちゃったみたいです。
ソナタ7番の2,3楽章を弾きたいとのこと。
2楽章は深い絶望感が延々と続くこの上なく暗~い曲なのですが、
3楽章(メヌエット)が本当に温かく明るくチャーミングで心癒されます。
この2楽章から3楽章に移る瞬間がめちゃくちゃ素敵なんです!
『苦悩を乗り越えた人の音楽って本当に凄いですね!~』と、
暫しベートーヴェン魅力談議に花が咲いてしまいました。
そしてもうお一人、大人の生徒さんはフランスの作曲家プーランクの即興曲15番
「エディット・ピアフを讃えて」を弾かれます。
これまたシャンソン風の哀愁漂う素敵な曲です。
彼女も、お小さいお子様を抱えながらも毎週レッスンに通ってくださっています。
小さな生徒さんも、素晴らしい大人の生徒さんたちをお手本に、頑張ってくださいね!