2021.05.03
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
変異株の感染拡大が止まりませんね。
GW中も緊張感をもって行動したいと思います。
さて、先週『冷えますねぇー』と言いながら
レッスン室に入ってきた中2男子君。
寒いのは私だけかな?と思っていましたが、少し安心しました。
朝夕はまだまだ冷えますよね?!
その中2男子君に『今年の発表会、どうする?』と聞くと、
『あっ、今年も出ます!』と迷いなく返事がきました。
ラグビーの練習も忙しいと思いますが、
積極的に発表会に参加してくれ嬉しいです。
曲もすんなり決まり良かったです。
そして、今春中学に進学した女子ちゃん、
現在ハノン(スケール),ツェルニー、バッハインベンション、
モーツァルトのソナタをやっています。
いわゆる中・上級の王道テキストです。
バッハインベンションはあと数曲で終了。
今年の発表会はモーツァルトのソナタに決めました。
最近の女子ちゃん、レッスンでも変化が見られるようになりました。
それは、演奏の途中で首を横に振ったり、あぁーとため息をついたり、
どうやら自分の演奏に満足してないようです。
これは、自分の音を客観的に聴けるようになり、
こう弾きたいという意識の高まりの表れだと思います。
結局は自分で気づき、判断できないと上達していかないので、
とても良い傾向ですね。
スケール(音階)はテンポを、ゆっくり、中くらい、速い、の3段階で練習。
もう一段階テンポを上げての高速弾きは、1の指でその都度止まるという弾き方。
右手で言えば、ドレミファーー、ソラシドーー、レミファーー、と弾いていき、
止まった時に指の形を確認!整えて次を弾いていきます。
女子ちゃん、ヴァイオリンをやっているせいか、
鍵盤に対して斜めに打鍵してしまう癖があります。
モーツァルトを美しく弾くためにも、指の角度を改善していけるといいですね。
女子ちゃん、スケール最後のカデンツ(終止形和音)の響きはとても美しいです!
そして弾き直しなく1回で弾けるのも強みです。
でもだんだん♭、♯の数が増えていきますよー。どうかな?
何といってもスケールが基本中の基本!
頑張ってほしいです。