2020.12.21
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
今回は小2男子君のレッスン風景です。
(当教室では現在、偶然にも?小2男子君が多く在籍されています)
日頃から好奇心旺盛で、こちらが伝えることも興味深く聞いてくれる男子君。
バスティンベイシックスの1巻を終え、現在2巻に入ったところです。
5指のテクニックや全調が弾ける本(雪だるま)もやっていますが、
併用曲集として、ほんの少しレベルを落として、
「こどものピアノ名曲集1」を選んでみました。
余裕を持って譜読みができる方が練習も楽しいし、
余裕ができる分、楽譜に書かれている色んな情報にも目が行き届きます。
轟千尋さん編のこの曲集は編曲のセンスも素晴らしく、とても気に入っています。
男子君、この曲弾きたい!これもやってくる!と自分で決め、次々と練習してきてくれます。
先週、男子君から出たこんな質問。
『ドレミが234の指で弾くんだったら、レミファは345の指になるんじゃないの?どうして234なの?』
確かに!良い質問です。指使いに注意が向いているのも素晴らしい。
ここでは詳しい説明は省きますが、同じ音型は同じ指使いで弾くことも多いですし、
指の長さが比較的揃っている234(人差し指、中指、薬指)は、安定感抜群です。
345の指の動きは、かなり訓練をしないと難しいです。
この曲は中央のドに両手の1の指(親指)をセットしておけば、
ポジション移動なく弾けますが、234がベストですね。
「こぎつね」は左手の動きに少し苦戦していましたが、
7小節間、重音の上の音がずっと「ド」であることに気づくと、楽に弾けました。
8小節目から9小節目でポジション移動することにも気づき、
すかさず自分で楽譜に印を書き入れていました。左手重音の音程の復習もできました。
バスティンセオリー(楽典ワークブック)1が終了したので、ご褒美シール。
テキストが1冊終わるとご褒美シールが貼れます。
『サンタクロースはフィンランドから来るんだよ』と男子君。
ちょうど国旗のシールがあったので見せると、フィンランドの国旗を目ざとく発見!お気に入りの国旗をゲットできました。
帰り際、何度もお母様に『レッスン楽しかった!』と話していたのが本当に嬉しく、今後の活力になります。