2020.10.04
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
あっという間に10月に入り、今年度下半期突入ですね。
朝のピーンと張りつめた空気は心地よい緊張を感じます。
気持ちをシャキッとリセットして生徒さん達をお迎えしたいと思います。
さてこの夏、入会された年中男子君は、帰り際、
ママの靴をさりげなく履きやすい位置に揃えてあげるリトルジェントルマン。
先週レッスン室に入ってくるなり『先生、ショパン展観に行ってきたよ!』
と報告してくれました。
まだ5歳とはいえ、美術館の落ち着いた空間の中で、
ショパンの肖像画や細かな手書きの楽譜などの展示物を見たりすることは、
五感で何かを感じることができる貴重な体験だと思います。
とにかく弾きたがり屋さんの男子君。
幼稚園では合唱団にも入っていて、おうたもとってもお上手です!
テキストは模様読みから入る(5線楽譜から入らない)バスティンピアノパーティーに、
いきなりドレミと、歌と共に弾いていく「うたとピアノの絵本」、
そして「おんぷのおえかきワークブック」で暫く進めていき、
頃合いを見て両手奏に入っていきたいと思います。
「おんぷのおえかきワークブック」は、音符を書くだけでなく、
色んなお絵かきをするスペースがたくさんあります。
鉛筆を正しく持って書く作業は、
指先に意識を持たせることが大事なピアノにとっても大変プラスになります。
男子君、ペロペロキャンディーの絵をグルグルと何重にも、
他の線にくっつくことなく描いてくれました。
物凄い集中力とテクニックですね。この集中力、音楽でもとても大切な要素です。
テクニックや感性、バランス良く育んでいきたいと思います。