2020.08.20
今年のお盆休みは41度越えの異常な猛暑でしたね。
想定外のことが簡単に起きてしまう世の中になってきたような気がします。
猛暑にもめげず、休み明け後もみんな元気な笑顔を見せてくれるのが、嬉しいです。
さて、ピアーチェノピアノ教室の「ピアーチェノ」という教室名について、
数年前にこのブログでも書かせていただきましたが、随分と経っているので、
改めてお話させていただこうと思います。
よくお電話で体験レッスンのお申込みの際、
『あの~、ピア、ピアー、ピアーチ~』と、すんなり「ピアーチェノ」が出てこず、
結局、『ピアノを教えているお宅ですか?』となることも多く、
「ピアーチェノ」という教室名がかなり言い難いようです。
本来、言い難い名前というのは、ネーミングとしてはあまりよくないのですが、
これまで自己満足のみで押し切っています!
スペルはPiacenoで、ceを「チェ」と発音するのはイタリア語読みです。
実は音楽用語はドイツ語でもフランス語でもなく、殆どがイタリア語で書かれています。
音楽用語の中に、「自由に演奏する」という「a piacere」(ア ピアチェーレ)があります。
(自由勝手に演奏していいという意味ではありません)
「piacere」は、喜び、楽しみ、意思、気に入る、などという意味があり、
可愛らしい響きというのもあって、好きな単語の一つです。
でもこのままピアチェーレと付けるのもな~と思いながら、
家にあった古いコンサイスの辞書を見ていると、
「piaceno」という単語が目に入りました。
⦅古⦆piacereの直・現・3・複と書いてあります。
「piaceno」のceを取ると、piano(ピアノ)になり、ce(チェ)は私の名前でもある「ちえこ」の「ちえ」と勝手に解釈し、Piacenoに決めました!
ロゴもデザイナーの方に何パターンか作っていただき、ceの所だけ色を変えてチェーンのようになっているこのロゴに即決!
現在は使われてない単語のようなので造語と言ってもいいですね。
語源のように、音楽することの喜び、楽しさを伝えつつ、
当教室に入会して良かったと思っていただけるよう日々努力していきたいと思います。
発表会のプログラムには、「ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室」と書いていますが、
こちらのブログでも今後わかりやすく、このように書かせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。